ザマッカートニーローズの副蕾を切り落としました。
主蕾を豪華に咲かせるHT
HT(ハイブリッドティー)種は、四季咲き性で、大輪を咲かせるバラ。木立性。我が家の場合は、秋以降はまったく日当たりが悪くなるので、初夏しか咲かせられません。
主蕾を中心に副蕾が複数つきますが、主蕾の大輪を美しく咲かせるために、副蕾を切り落とすことを日本ばら会が推奨されてます。うちもこれに倣って、22年から実践してます。
先日のレオナルドダヴィンチのようなFL(フロリバンダ)種は、逆に主蕾を落として、複数の中輪副蕾を一気に咲かせることを推奨。うちは、これに従わず、全部咲かせましたが、特に問題なかったかなというのが感想。
ちなみに、現在、ダヴィンチは、水切りして、花瓶の中でまだ咲いてくれてます。元々花の寿命は長いバラです。
ビフォー
アフター
周囲のつぼみを取るだけ。今年は去年に比べて、株が全体的に勢いがあるようで、主蕾がしっかり太っているものが多いです。主蕾数は全部で10弱はあるかも。前年は数輪で終わってしまいました。
必ず副蕾が出るとは限らないようで、株の下側になるほど、副蕾がひとつや、ゼロのものまでありました。下側に関しては、主蕾も取り除いて、上位の花にエネルギーを譲った方がいいかもしれません。どうなるのか、咲かせて確認してみましょう。
今週末には開花しはじめるかもしれません。
ビフォー&ビフォー
マッカートニーローズは、実は、4月下旬には、蕾をつけていました。この頃になると、ロサオリエンティスからのメルマガが届いて、「四季咲き性のバラの蕾は、一旦取ってしまいましょう」というアドバイスがいつも書いてあるんですね。それに従って、マッカートニーは取りました。一度取り除いてあげた方が、エネルギーをより蓄えさせて、その反動で、花を綺麗に咲かせやすくできるんじゃないかと思います。
それと、一期咲き性のバラが咲き誇った直後に、もう一回、大輪~中輪バラを咲かせるメリットもあるなぁ~としみじみ感じています。
おまけ
サマースノーとカメムシ(※写真あり)
雨が降る前までは、がんばって咲いてくれていたサマースノーですが、雨があがった後に確認すると、全体的にうなだれていました。それを待っていたかのように、カメムシが弱った花に群がっています。こちらは成体が数ミリ程度の小さなカメムシです。
害虫は、たいてい、弱った植物に群がる傾向がありますので、これは自然の摂理、仕方ないですね。特に駆除はしませんでした。サマースノーは、すべて花ガラ状態につき、すべて摘み取りました。
そういえば、4月末から5月上旬にかけて見つけた、無数の卵は、やはりカメムシの卵かもしれません。