最終更新日 2023.05.22
夏大根の間引きをおこないました。
夏大根「夏の恵」(アタリヤ)
大根のタネをまくにも、夏専用と冬専用があります。必ず、タネ袋を確認してから、まきましょう。発芽はしても、すぐ花が咲いて、根がまったく太らないとか、いろんな障害が出るはずです。前作のタネがあまってるからと、安易な流用は、時間とたねまき労力の無駄になります。
また、冬場は起こりにくいように思いますが、夏場は、気候的にも、稲作的にも、畑が水に浸かりやすい季節です。夏の根菜は必ず高うねで栽培します。一回水に浸かると、根菜はほぼアウトと思っていいです。根が短系の品種を選ぶことも賢いお買い物方法です。
さらに、種まき前に、牛ふんたい肥を混ぜ込むか、塩化カリのようなカリ成分を土にすきこんでおくことをおすすめします(塩化カリの量は裏書きに従う)。根が軟弱になって、数か月後に、いきなり枯れ始めます。一度、そうなると、復活しないはずです。
間引き
畑の一角に、あぜ板を使って、高うねにした「根菜エリア」を設けています。4月からのたねまきでは、すべて2019年前後の古いタネで、ムダにがんばっていたので、なかなか発芽しませんでした。使用したタネは、夏大根、ゴボウ2品種(ただし一切水につけず)、にんじんの計4種。
3度目の正直で、残った種を全力投入したところ、夏大根だけが発芽しました。
写真右は、特に混みあっているので、遅ればせながら、間引き。藤田テキストによると、本葉3~4枚で間引きが適期のようなので、ちょっと遅いかなという感じ。
禁断の根菜移植
普通は絶対やりませんが、根菜を間引きしたものを、空いた場所に、移植しました。ただ、こんなことして成功するわけないけど、実験でやってみたらどうなるかな。
植え付け直後は、さすがにしょぼくれてます。
私の予想では、「翌日、カラッカラに乾いている」w
そういえば、また水をやり忘れて帰ってきた。。幸運を祈る!?
ネキリムシ(幼虫の写真なし)
貴重な大根を食いちぎってくれちゃって。。悲しいね。
こういうのを見つけたら、必ず株元に、ふてぶてしいネキリムシが眠っていらっしゃるので、土の表面部分を注意深く、ひっかいてみましょう。放置してはいけません。こちらは夜間活動します。1匹の身柄確保。
一番上の写真には、元気そうな葉をよく見ると、小さな穴が空いていますが、これもネキリムシの仕業と思います。小さくて黒いイモ虫が、昼間から活発に葉っぱを食べていますので、よく見てくださいね。わたしは、3匹は見つけました。
基本的に防虫ネットをかけておいた方がいいです。あるいは、初期段階の1カ月だけ効くような農薬もあります。発芽初期の新芽を守るための農薬です。野菜は、ここでダメージを受けると、まともに大きくならないからです。(アース「害虫オールスター」など)
余談
5/21追記)ド根性だいこん
わたしの畑のすぐそばにある、あぜ道に大根がw さっきもゲシゲシと踏んだなぁ。。GWごろ行ったたねまき時に、あぜ道へタネがこぼれた記憶がありましたが、まさかの。ただ、根っこの障害物が多すぎて、絵に描いたような又根になることは間違いなし。。
ゴボウ
さきほども写真に小さな芽がたくさん写りこんでましたが、あまりにも発芽率が悪いため(当然)、2023年にゴボウのタネを新たに購入しました。
このゴボウについては、たねまき前に、水に浸しておきました。皮が厚く硬いからなんですね。ただ、根が出るまで、1週間弱かかったかな。ゴボウが発芽しなかった理由のひとつは、下処理せずに、直まきしていたのがそもそも間違ってましたね。まさかここまで日数がかかるとは。。最近雨が多すぎるから、すぐ出てくるかなと思ってました。
なんかのタネw
そして忘れたころに、アブラナ科っぽい芽が出てきていますが、いつ蒔いたのか、品種も不明。パクチョイ(チンゲン菜)かも。
農薬などまいてないので、ちょいちょい食われてます(ダイコンを守るためにも、防虫ネットをかけました。)
そういう意味では、さきほどのゴボウの芽は、虫が好まないようですね。ゴボウ優秀。