フロリバンダの「レオナルドダヴィンチ」が先日から開花しています。
バラの開花状況
レオナルドダヴィンチ
フロリバンダ(FL)は四季咲き・中輪房・木立性。22年までは、主蕾を取り除いて、副蕾だけを咲かせるようにしていましたが、今年は放置して、全部咲かせています。
このように、主蕾が開花して、その周りの少し小さめの副蕾が一斉に咲き始めます。主蕾を予め摘んでおくというのは、一斉に花を咲かせるための、ひとつの管理方法と言えます。
せっかく咲き誇って綺麗ですが、疲れないように、いま咲いているものは、全部花を摘んで、次の蕾の開花を待つことにします。ただでさえ、大きめの主蕾が咲いている分、負荷もそれなりにかかっているはずです。
中輪で花数が多いので、なかなか見ごたえがあります。小さなひと株でこれだけ咲いてくれるのだから、とても素晴らしいバラです。
サマースノー
つるバラ。先日はポツポツといった感じでしたが、現在満開です。
ユアインネルンアンブロ
ユアインネルンアンブロは、つるバラではなく、HP(ハイブリッドパーペチュアル)でした。ただ、つる性なのは間違いなし。先日は、ちんちくりんな感じでしたが、23年5月18日は、ちょっとだけがんばって咲いてくれました。現在は、すでに沈黙しています。。
今年はどうもお疲れ様でした。来年もよろしくお願いします。
その他草花の開花
バラの周りで見つけた花をあわせてご紹介。
イタリアンパセリ
最近、ミートソースパスタを作らなくなったので、めっきり出番がなく、、ほったらかしで、花も自由に咲かせています。
カタバミ
ハダニのトラッププランツとして、最近、とても丁重に扱っている草花。この葉をハダニが食い尽くしてしまうと、バラなどの葉に移動してくるため、草引きのしすぎには要注意。
ジャーマンカモミール
一度植えると、そのこぼれダネで毎年どこからか生えてくる元気な草花。この株は、オリーブの鉢に生えてきましたが、元々はトマトか何かの野菜のコンパニオンプランツとして、数年前に植えたものの子孫。プランターのシュンギクにも生えてます。
ちなみにコンパニオンプランツとして有効なのは、ローマンカモミールの方で、ジャーマンカモミールには、特に効果は無いらしい。。知らずに買いましたw でも花の香りは十分楽しめます。ハーブティーにも。
今後の管理(バラ)
水やり
わがやのバラは鉢管理です。現在、気温高と開花によるエネルギー消費で、5日に1回では間に合っていません。特に快晴の日。枝先のようすをみて、お辞儀しそうなら、早めに水やりを行います。午前中しか日が当たらない場所なので、今時期は時間帯は気にせず、与えています。
水やり計画に基づいて、液肥やカルシウム資材は与えますが、固形肥は、全4種とも今のところ与えないことにします。花友23で、住友化学園芸の「牛(ぎゅう)ちゃん」に、肥料の与えすぎを指摘されたため。特に問題なのは、ユアインネルンアンブロだけなんですけどね。
追肥
今年については、固形肥は与えず、液肥ベースで与えます。
黒星病対策
ついに、黒星病が「ユアインネルンアンブロ」で出ました。以前聞いたところによると、症状は、土壌に近い部分から発症し、徐々に菌が遷移して、株の上部まで感染するということ。理論通り、株元で発見しました。
見つけ次第、この葉をまるごと取り去ります。たとえ5枚葉のうち1枚だけ汚染されていたとしても、全部取ってしまいましょう。菌は目に見えません。決して、株元に捨てないようにします。菌を増やすだけです。また、地面に落ちた枯れ葉を見つけ次第、取り除くことも、汚染源を増やさない有効な対策のひとつだそうです。落ち葉は、土に還ると言っても、バラについては放置しないことです。
この後、株全体を「マイローズ殺菌スプレー(住友化学園芸)」で消毒しました。現代の化学では、まだ黒星病の殺菌はできないので、洗浄しているというイメージを持って、たっぷりかけ流しましょう(その割に「殺菌」をうたっているのは。。)
ハダニ対策
水やり計画では、定期的にニームオイルを葉水散布していることになっていますが、実は、まだ一度も取り掛かっていません爆。ただ、すでに高温状態が続いており、カタバミの葉が食害を受けていることから、ハダニの活動は活発化しているものと思われます。ニームオイルがなくても、葉水をできるだけ定期的に実施するようにして、葉裏の乾燥状態を防ぎましょう。
ハダニは、アブラムシやカメムシなどと同じく、植物の組織液を吸汁する害虫で、ほとんど目に見えないぐらいの小ささです。
ハダニ被害の見つけ方は、葉が青々としておらず、どこかかすれたような模様が少しでも入っているのを見逃さないことです。また、クモのように糸を吐くので、葉裏にクモの糸が張っているように見えたら、被害が発生していることは間違いないです。
カタバミを刈り取らないことも大事です。カタバミは日光が大好きなので、日当たりもよくしておきます。