ジンチョウゲ(沈丁花)の、葉の黄化を改善できないか、ただいま検証中です。窒素不足を疑い、施肥で改善しようとしてから、3週間経ちました。株の様子をみていきます。
時間軸で比較
先週
活力剤メネデールに加えて、土が酸性に傾いていたため、石灰をまきました。
今週
活力剤メネデール希釈100倍を週1で計4回与えました。葉の状態が変わった印象はないですが、かなり落花・落葉しています。そして、花が咲いた枝の先端から新芽が出てきました。新芽はきれいな黄緑。
ここまで観察した結果、施肥の量やタイミングが正しかったかは結局不明。植物全般的に、花の時期に施肥してもあまり吸収しないと言われているので、ここでコントロールしようとしても無理があったかもしれません。
ちなみに現在の土壌酸性度は平均6.2でした(前週5.9)。1週間で理想的な値に改善しました。
黄色い古葉が落葉して、世代交代するなら、これからはむしろ、この新芽がきれいな濃い緑に定着するかどうかの方が気になります。
次回の施肥
ここから適切な施肥ができれば、新緑に入れ替わるタイミングで、株を正常な状態に戻せるかもしれません。
御礼肥え
花が完全に終わりそうな4月下旬ごろに、花を咲かせてくれてありがとう、と御礼の意味で肥料を与えます(御礼肥え)
NPK(窒素:リン酸:カリ)成分比は2:5:4+1Mg。窒素が控えめなので、ジンチョウゲに与えても安心です。
この商品の裏書を確認したところ、寒肥・御礼肥えともに樹高にかかわらず1本1kg与えるとのこと😲内容量2.5kgの商品なので、まぁまぁ多い、というか、今までケチりすぎて、葉色の調子が悪い原因はソコだったのかな。指示に従って与えましょう。
そして、さらにその先、来春に向けて成長する9月に緩効性肥料を与える予定です。休眠期に入るまでに肥効が切れそうな、2か月ほど効き続ける緩効性肥料を用意したいと思います。