ザマッカートニーローズが開花しました。
開花のようす
HT(ハイブリッドティー)種は、四季咲き性で、大輪を咲かせるバラ。木立性。先日、副蕾はすべて取り除いて、主蕾に開花のエネルギーを蓄えさせていました。
6月5日
この前日は、終日不在で、水不足になってしまっていたのもあると思いますが、花びらの先端にチップが入って、品質不良になってしまってます。
午前中に確認した時点で、つぼみが堅い感じがしたので、急いで水やりしたところ、1時間後には、少しつぼみも開いてきてくれました。
6月6日
翌日にはしっかり開きました。外側がダメージ受けていても、開いてしまえば、わかりにくくなりますね。
今年はとてもいい出来で、満足してます。去年は1輪咲かせるのが精いっぱいの体力だったんだろうなと思います。大輪系で10センチ以上あり、とってもボリューム感があります。
このまま咲かせておいてもいいのですが、次のつぼみがまだたくさん控えているので、体力温存のため、すぐに開いた花をすべて摘み取り。次のつぼみは、ダメージないようなので、さらに満足度の高い花が期待できそう。
いまは花瓶でたのしんでますが、部屋の中が驚くほど、ダマスク香でいっぱいに。なかなかの強香です。外で咲いても思わず振り向いてしまうほどの香りを放ってます。バラがお好きなら、こういった強香タイプを調べてから、買い求められるのもオススメです。
おまけ
黒星病(ユアインネルンアンブロ)
やはり、一度持病化してしまうと、どうしても出てしまいますね。見つけたら、5枚葉ごと取り除き、その近辺の葉も予防的に切り取ることもあります。
葉の表面が濡れているのは、住友化学園芸の「マイローズ殺菌スプレー」を散布したため。以前からの話の通り、黒星病の殺菌は、現在の科学力では、叶わぬところですが、何とか抑える程度の薬効となっています。
現在、黒星病が確認できるのは、ユアインネルンアンブロのみ。これに触れ合うほど、すぐ近くに、マッカートニーローズが鎮座していますが、今のところ影響は無し。広さが確保できるおうちでの管理であれば、必ず、株間の距離をしっかり取るようにします。
ハダニ(※写真あり)(ユアインネルンアンブロ・サマースノー)
これが彼のハダニでございます。1ミリに満たないどころか、もっと小さい吸汁害虫です。すぐにベニカナチュラルスプレーを振っておきました。
空気が乾燥してくると増えるようで、葉の裏を重点的に葉水してやると防ぐことができるとされています。23年はまだ一度も葉水をしていません(水やりの計画倒れ)。梅雨が明けて、いやな気候になってきたら、葉水は欠かせなくなります。葉水も自動散水で解決できればラクでいいんですけどね。自動散水栓もまだ設置できておりません。
サマースノーにもすでに株の半分ほどがハダニにやられています。ユアインとの共通項としては、つる性バラということがあげられますが、それよりも葉の「厚み」の方が関係するかもしれません。写真でも分かる通り、太陽光が透けるほど薄く、組織に食い込んで吸汁しやすいのかも。
一方、マッカートニーやダヴィンチは、葉の色が濃く、厚いのが特徴。こちらがハダニにやられることは、ここ数年観察した限りでは、少ないかもしれません。
ユアインネルンアンブロは、病害虫のデパートのようになってますね。。素人がやりがちな施肥過剰にも敏感で、綺麗に咲いてくれないこともありますし、あまりオススメできる品種ではないかもしれません。