最終更新日 2024.05.01
2024年春夏野菜のたねを取り寄せたので、各種たねのご紹介。ついでに、ネットでの種苗ショップの使い心地もレビューします。
たねまき後の成育状況は、下段のリンクから別ページにジャンプします。
前年タネ取りしておいた夏野菜や、ホムセンなどで入手する予定のタネ情報も後日追加掲載します。
IVYアイビー(楽天市場店)★★★★
長野県飯山市の種苗小売店。
文句ナッシングの素敵なお店、わたしのいちおしです。事務対応も丁寧でスピーディ、サイトの商品説明もわかりやすいし、育て方のメモまで送ってくれる。サイトの商品ラインナップもまぁまぁ多い。この店を超える使い勝手のいいショップはあるのかな?
IVYは、在庫数もオープンで明確だし、注文したら、営業日内なら最速で発送してくれる。
ハーブセロリ/スープセルリー(GFP)【たねまき前】
セロリ(セリ科)が好きというご要望にお応えするべく栽培に挑戦。ただしイタリアンパセリに近い草姿の品種です。
ただ、にんじん(セリ科)をうまく発芽させられない私には少々不安が。。
種苗会社は有機種子を販売されているGFPグリーンフィールドプロジェクト。他社より少々値段が高い場合が多いですが、タネ取りして翌年以降も安心して育てられます。長い目でみたとき、この会社の商品はオススメ。
・たねまき適期(中間地?)3~6月、9~10月
・元肥8-8-8 100g/㎡ 追肥8-8-8 30g/㎡を月1回(他の野菜より施肥ペース遅い)
・発芽適温15~20度、発芽日数めやす14日
・生育適温15~20度
・株間15cm
・水を好む(乾燥を嫌う)
・収穫適期 草丈35cm たねまきより2~3カ月後~
有効期限 24年11月
丸形ズッキーニ「パリーノ・オリーブ」(トキタ)【たねまき発芽待ち】
ズッキーニは、受粉さえうまくいけば比較的栽培しやすい野菜です。受粉がうまくいかない条件としては多雨、みつばちなどの花粉媒介昆虫がいないなど。人工授粉は朝9時まで(野菜全般に共通)
丸形ズッキーニの栽培は初めてです。工藤阿須加さんがズッキーニを食べ比べているシーンで味が全然違うとおっしゃっていたので、興味がありました。
・たねまき適期(露地) 4中~8上
・元肥8-8-8 100g/㎡+ようりん50g/㎡
・追肥8-8-8 30g/㎡を月2回
・発芽適温25~30度
・生育適温20~28度
・株間90cm
・収穫適期 開花より3~5日後 思ったより早い 直径10cm~
有効期限 24年10月
ズッキーニの株間はしっかり取ってください。家庭菜園は利用できる面積が限られるため、どうしても密植しがちですが、ズッキーニは、とにかく表記されている株間以上の距離を取った方がうまくいきます。株が大きくなるまでの空間と時間がもったいないと感じられる場合は、1カ月ほどで収穫できる野菜を植えて、節約しましょう。
最初の果実(雌花)2つ目までは大きくせずにすぐ取り除く。株の成長を優先すること。
ローマンカモミール(藤田種子)【たねまき前・畑へ直まき】
りんごのような甘い香りは抜群に癒されます。こぼれ種で鉢植えでも毎年楽しめます。
・たねまき適期 3~5月、9~10月 ハーブは全般的に秋まき定植の方がよく育つ
・元肥不要。多肥厳禁=アブラムシが発生しやすい 混植した植物の肥料で十分
・発芽適温15~20度 好光性種子
・高温多湿を嫌う
有効期限 24年11月
最近は秋の期間が短いので、どのタイミングでたねまきすればいいか迷いますが、春にまいた途端に、根っこが定着しないうちに、猛暑で枯れてしまうより、リスクは少ないかもしれません。
ダイソー★★★
100均のタネは、品質が悪いのかと言えば、答えはNO。量が少ないのかと思えばそうでもない。なので、ぜひ買って試してほしいです。
さらに今春からダイソーでは新たにAGRILIFEというブランドでタネを販売していて、かわいくてポップなパッケージが、手に取って、なんだかチャレンジしてみたい気持ちになり、家庭菜園の世界へと誘ってくれています。一袋100円税別です。
ただし、今(4月末)からまいても間に合わないタネがあり。特になすやトマトのタネです。大きくなるまで数か月かかってしまって、収穫は恐らく晩夏になってしまいます。植物はあまりにも暑すぎると活動が止まってしまいますので、収穫も気温がある程度下がるまではお預けになります。発芽からしばらくは気温の高さで随分調子よく成長させることができた気分にひたれるとは思いますが。
ということで今わたしのおすすめする野菜のタネは、ピーマン、おくら。(ただしオクラは昨年採種したタネが大量にあるので、今回は買ってません)
この度、6袋買いましたが、すべて2袋100円シリーズのタネです。AGRILIFEは含まず。
早生ピーマン「西洋早生」
ピーマンは苗を買うのはもったいない野菜のひとつ。ぜひタネから育ててみてください。そして暖かい限り、いつまでもどんどん成り続けます。果実は早めに間引きして大きなピーマンを育てましょう。畑でピーマン数株育てるだけでも、スーパーで買う機会はぐっと減るでしょう。ナス科
早生節成りきゅうり「F1地這」
きゅうりもタネから栽培しやすい野菜のひとつ。苗づくりのときに漂う甘い香りはとにかく癒されます。ただし、この「F1地這」は耐病性に関して何の表記もありません。ちょっと不安なので、耐病性のある品種を別で育てた方が安全かも。また、頻繁に水やりができない、収穫をまめにできない生活習慣の方にはちょっとおすすめできない野菜です。ウリ科
八重松葉ぼたん「八重咲美色混合」
真夏の陽光でもどんどん開花するのがポイント。ボタン科
早咲きコスモス「センセーション混合」
誰でも手軽に作ることができるとのこと。好光性種子と思われる。キク科
ミニ咲ひまわり「サンスポット」
どなたにも作りやすいらしい。キク科
切り花用ひまわり「太陽」
真っ黄色いというよりかは、アースカラーの小さめひまわり。切り花を家に飾りたいので、このひまわりに限らず、切り花向きの花を今後積極的に育てたいと思ってます。キク科
ホムセン★★★
送料もかけずに、比較的お安く手に入るので、もし気になるタネや苗が並んでいたら、栽培をはじめるチャンス。
みょうが「陣田早生」【植え付け完了】
夏の薬味にあったらいいなと思っていたけど、自分で育ててもいいとは思いも寄らず。この度初めて栽培にチャレンジ。日陰がちな場所でよく、毎年収穫できるので、庭の隅や、プランターでもできるかもしれませんが、うちは畑で栽培です。群馬県産
ツクネイモ【植え付け完了】
ちょっとやってみたかった自然薯(じねんじょ)の栽培。ただ、長芋の場合、深耕が必要だったり、高い支柱を用意してムカゴをならせないようにしたり(草勢を衰えさせないようにしたり)と大変なので、つくねいもという丸っこいタイプの自然薯の栽培にチャレンジします。種芋は3月に買ってあって、ビニール袋の中で、発根が進んでいるので、早く植え付けないと・・(4/28植え付け完了しました)
連作障害が出やすい野菜のようで、4~5年は避けることが必要とのこと。センチュウ対策も必要(コンパニオンプランツのマリーゴールド植え付けなどで対応します)。
こちらの商品ラベルには「ヤマイモ 大和芋」と書かれています。岩手県産
関連リンク
各野菜の成育状況
これまでの季節の種苗ページまとめ
お取り寄せ先[PR]
ネットでお取り寄せするタネやさんの中で、一番リピートしている楽天のお店。品揃えは多い方、手配スピードは抜群で、商品説明もあれば添えてくださるなど、とても好印象。