第2畑地で秋用のとうもろこしの発芽を確認しました。たねまき日は6月21日夕方
今回採用しているタネ
バイカラー「ピーターコーン」
2色が混じっている植物の組織をバイカラーと呼んでいますが、ここでは、とうもろこしの果実に、黄色と白色が混じっている部分を指しています。
前回使用した「キャンベラ86」は、春まき用ですので、使えませんが、他の品種を選べば、初夏でもたねまきは可能です。こちらのピーターコーンは、7月上旬まで種まき可能。なお、先述のキャンベラ86という名前からもわかるように、とうもろこしの収穫までは3カ月かかりますので、ピーターコーンは9月下旬ごろ収穫予定。
種苗会社はアタリヤ
発芽のようす
防鳥ネット
カラスとイタチが元気な畑ということで(;’∀’) 念のため、防虫ネットを防鳥ネット代わりに、うね全体に被せておきました。ただ、「やさいの時間」の実験コーナーで、まいた豆を食べに来る鳥はほとんどいませんでしたが。。
2粒(りゅう)まきの結果
1穴2粒まきとしました。間引きがとにかくもったいないと思う、わたしにしては、ケチらず、よく2粒まきしたと思います。。前回の品種「キャンベラ86」では、1粒まきで、発芽がまったく揃わず、肥料や薬剤のタイミングがいちいちズレるのが面倒で仕方なかったので。
ただ、2芽出てくれるものもあれば、かろうじて1芽、あるいはまったく出てないところもあり。原因としては、たねまきを日暮れ時にやってしまい、とにかく急いで、作業したので、植穴の深さがバラバラに。。全く出てないのは、深すぎたんだろうと思います。雨もよく降ったので、土中で埋もれている時間が長いだけ、タネが腐る確率も上がってしまったはず。
27穴(54粒)中、39芽を確認。発芽率72% ただし、もう少し大きくなったところで、2芽の箇所は、間引いてしまうので、数値は下がってしまいます。移植できないのかなぁ~。。根を傷つけないように、はさみでカットして間引くぐらいだから、無理かな。。植穴の深さ大事~
今後の管理
水管理
この第2畑には水道設備がありません。農業用水を自分ですくい上げて、バケツなどで与えるという、わたし史上、前代未聞の状況です。ということで、無駄な水やり作業はしたくありません。植物に少々しぶとく生き抜いてもらう必要あり。
この1週間は、小雨が断続的に降ってくれたので、手間は省けました。ここから1週間も放置することで、(雨が降らなければ)土の水が抜けていって、その間、根っこに伸びてもらいます。その後、葉のようすを観察しながら、必要に応じて、水やりをしていきます。
ひとつだけ絶対にまきたい薬剤があります。住友化学園芸の「STゼンターリ粒剤水和剤」これ無敵☆ 有効期限切れてるからちょっと不安だけど。。粒剤を水に溶かして散布するので、水が必要です。本葉6枚が出てからしばらく注視して、雄花が出てくる前に、水を確保、薬剤散布です。
なお、「デナポン粒剤5」は、お役御免。。お疲れした!w
追肥
珍しく元肥を入れてありますので、当面、肥料の心配はありません。第1畑では、いろんな液肥を与えてましたが、第2畑では水がないので、そもそも液肥を与えることが難しくなります。基本的に、第2畑では固形肥を与えることになります。どうしても応急処置が必要な場合は、水を確保した上で、液肥も与えるかもしれません。
トウモロコシ同品種うねの追加
たねまき適期は7月上旬までで、まだ間に合うため、少なくとも、もうひとうねをピーターコーンにしたい。
雑草の残さを積み上げていた右隣のうねから、とりあえず、さらに右のうねに移動させたけど、根を掘り起こす作業は、まだまだ、できてません。雨続きで、かなり土壌が緩いので、ここで無理してしまうと、土を自分の体重で練ってしまうことになり、団粒構造(土がだんご状態になっている。微生物が作り出す構造)を壊してしまいます。
団粒構造が壊れると、水はけ悪化や土中が酸欠になってしまうので、様子を見ながら、土が干上がるのを少し待った方がよさそう。
関連リンク
・第2畑でピーターコーンのたねまき(2023年6月22日記事)
・第2畑地を新たに借りました(2023年6月20日記事)