最終更新日 2023.08.04
沖縄ゴーヤを第2畑にとりあえず3苗だけ植え付けました。残り6苗ほど待機中
今回採用の品種ご紹介
まず、タネを買う際、タネ袋に書かれた、たねまき適期のカレンダーに間に合うようにたねまきをします。勢いで買う前に、必ずタネ袋をチェックしましょう。
沖縄ゴーヤー「島心」
ウリ科。沖縄の南城市の小さな種苗店による商品。わたしたちがイメージするような緑が濃くて、トゲトゲした感じではなく、色浅で丸っこい感じの形状。
あまりにも文字が小さすぎるので特徴の要約を再掲させていただきます。
果長30センチ前後。重さ400g程度かそれ以上。胴回りは10センチ程度。緑色の果実。肉厚でほどよい苦みがあり、薄くスライスして、サラダ、厚切りにしてスープの具、炒め物に。苦さとみずみずしさのバランスよい。ビタミンC豊富で、熱を加えても壊れにくく、夏バテ防止に最適。
はい、すぐ食べたいさーw
緑のカーテンのイメージが強いゴーヤー。昔、高層のベランダで日除けに育ててみましたが、肥料や水をしっかり与えるという概念が全くなかったころなので、、株はヒョロヒョロで収穫もゼロだったような。。当然日除け効果なし。
ウリ科ということで、管理がラクではないと思いますが、当時より少しはリベンジできるでしょうか。今回は、第1畑でカーテン仕立ての他、第2畑で地這え栽培も挑戦する予定です。
植え付けのようす
定植場所
6年ほど耕作放棄地のため、前作は不明ですが、あまり気にしなくていい。あえて言うなら、キク科の雑草がはびこっているので、キク科以外ならOKの土地です。
気温30度を余裕で超える日中に雑草を取り除くところから、よくやりましたね~。。バートルの空調服なかったら絶対に無理でした。どんだけがんばったか、その経過をご覧いただけます?
くわがグラつくなぁ~と思いながら、振り下ろすとクワが外れる。くさびが飛んでいって、もうどこにあるかわからない。久々にやっちゃった。昔は2~3回くさびをなくして、奇跡的に見つかったのは1回ぐらい。
Amazonで探して500円超でしたが、そんなに高いわけないでしょ。ホムセンで200円弱でゲット。アマゾンは確かに早くて便利だけど、基本的に倉庫の保管料とかで、経費がいっぱいのっかってるので、高いのです。日本企業の利益にもなりにくいし。
土壌改良材と元肥
しっかりと日数と時間をかけて耕しました。暑かったな~凹
投入した土壌改良材は下記の通り。
・ハイパワー苦土石灰 適当
・たまご殻石灰 適当
・腐植酸 適当
楽天IVYにいただいた資料によると、たい肥2kg/㎡、石灰100g/㎡とのことでした。
今回初めて採用した、たまご殻から生まれた石灰。これ使ってみたかったですが、割といろんな会社が作っていらっしゃるようです。主成分の炭酸カルシウムに加えて、アミノ酸が豊富なところがいい。施用する時に、たまご臭さは若干あり。ただ、鉱物資材ではないので、地球にやさしい。また、鶏卵は、ほぼ100%日本産と思われるので、資源に無駄がなく、持続可能な原料と言えます。病気の予防にもバンバン使ってみようと思ってるところ。
また、元肥えは下記の通り。
・NK肥料14-0-14 100gよりも少なめに
・BMようりん0-20-0 NKよりさらに少なめに
・塩化カリ0-0-60 少々
楽天IVYにいただいた資料によると、化成肥料100g/㎡ 化成肥料もいろいろあるので、このアドバイスもだいぶざっくりしてますが、オール8で換算すれば、高度のオール14なんかは100gより、気持ち減らせばいいです。つるちゃんによるとKはNの倍量消費する特殊な野菜とのこと。よって塩化カリも投入してます
最近、ウリ科でもうどん粉病を恐れず、多めにNを施肥してしまっているつもりですが、案外出てません。
気休め程度ですが、土壌改良材は前日に投入して一度土になじませ、翌日、元肥えを入れて再度耕しました。ガスの発生を完全に防ぐなら1週間以上前に、石灰は入れておいた方がいいかもしれませんが、あまり気にしてません。
マルチは黒にしました。第2畑はできるだけ経費節減で、あまり高い資材を入れてません。それと高うねにせず、そこまで深耕もしてません。ゴーヤは浅根だそうで表面がしっかりと耕せていればOK。
根鉢チェック
根はしっかり回ってて、植え付けもしやすい状態でした。成長度合いに少しバラツキありますが、よく育っているもので7~8節目までつるが伸びています。
藤田テキストによると、7~8節で、摘心して脇芽を伸ばしていくのをおすすめされています。わたしは脇芽を2本ほど伸ばそうかと思ってます。
定植
地這え栽培をするので、根鉢をななめにして、半分埋める格好にしました。根が活着してきたら、水を根鉢に当たるように与えて、根洗いとします。
株間ですが、8mほどのうねに9苗を植え付ける予定なので、80センチ前後といったところ。
土地が余ってるので、地這え栽培しながら、雑草も抑制するように考えました。わざわざ防草シートを楽天から取り寄せましたが、マルチを敷いて、防草シート代わりにしてもいいかと思います。防草シートを押さえているひもは、サンライン。
マルチと防草シートのうね間は、管理用の通路として確保しています。つるの整理や収穫でうね間を歩行することになります。
植物全般的に、風に揺れやすい状態だと、成長が鈍りますが、つる性の植物も然り。支柱を買う余裕もないので、雑草として生えていたキク科の茎を支柱替わりに利用。ゴーヤは自ら、支柱などをつかんで、のびていきます。
今回、短い仮支柱を添えましたが、サンラインとUピンをもう少し使って、ひもを張りめぐらそうかと考えてます。
つるはいくらでも伸びるとおもいますが、2mは確保するため、もうひとうね、開墾して防草シートを張る予定。
8/4追記)定植2回目
家で育苗管理していた2本を持ってきて、植え付けました。
昨日植え付けた、手前の3苗は、暑い日中を耐えしのいで、枯れずに頑張ってくれてました。株元にもみがらを少しかぶせて、少しでも乾燥が遅れてくれればと思います。乾燥に耐えられそうになければ、初めの1週間ほどだけでも、寒冷紗をトンネル状にして、半掛けしようかと思ってましたが、そこまでは必要なさそう。
残る4苗は、第1畑に定植しようかと思ってましたが、第二へ移動して定植することにします。
今後の管理
追肥
IVYによると、実がつきはじめた頃から追肥スタート。その後、2週に1回ペース。資材としては、油かす、鶏ふん、化成肥料などを少量だそう。肥料成分比、全部ばらばらじゃん。。
つるちゃんによると、葉が黄色なのは、カリもしくは水が不足している兆候だそうです。カリ不足を回避するなら、油かす以外が選択肢。
水やり
この畑は水道がないため、農業用水か、ため池から水を汲んできて、水を与えることになります。基本的には、ほとんど水を与えません。
乾燥しないように、もみがらを株元にまいたり、成長の具合を見ながら、寒冷紗も設置予定。実がついてからの水やりは必須になるので、毎日?水汲み作業が発生しそうです。orz
8月末ごろには、少しは気温が落ち着いてくれればいいですね。
おまけ
動物の足跡 その1
どうやらイタチもいるらしいと聞いてたので、足跡をみつけたときは、心躍ったのですが、調べてみると
ネコちゃん😺
こんな足跡なの?この指先に爪の跡もついてればタヌキの可能性はあったんですが、爪跡は無し。ちなみにイタチは5本指のようです。
8/4追記)動物の足跡 その2
先日に引き続いて、また足跡を見つけてしまいました。
正解は・・
アライグマ
アライグマいますよね~。わたしが直接発見したことがあるのは、現在のおうちの「塀の上」で!3匹親子連れで見かけたことありますが、網戸越しに殺虫剤を振りかけて、脅しをかけてみました。すると、塀の上なんで、殺虫剤が噴射される中を通って逃げるしか道がなかったらしく、かなり迷惑がってました。これを黙って見過ごしてたら、ひょっとすれば、天井裏などに定着する恐れもあったので、一安心。
この第二畑で、イタチが出ると聞いたのは、実はアライグマなのかも。もし被害が出たら、イタチよりひどくなりそうな。。害獣が出たら、ひとまず、木酢液かな。食べられては困る野菜の周辺と、野菜自体にも燻されたニオイをつけて、近づかせないようにしたいです。今頃、何をしに、ここへ現れたのか分かりませんが、この畑の中でも、いちじくや柿がわんさか成ってるので、完熟時を待ってるのかな。。私も待ってるんだけどw
関連リンク
最近、積極的に利用している長野県飯山市の種苗店。対応柔軟で発送も早くて私の評価高いです。あればタネの育て方のシートもぺら1で同梱してくれます。アイビー以外でも、種苗店さんの送料は200円未満で郵送してくれるお店が多いので気軽に使えますよ。ホムセンより断然タネの種類が多いので、買い物自体が楽しく、タネから育苗するのが好きな方にはオススメできます。
防草シート10m✕2本を注文しました。ホムセンで売ってる防草シートは、”ブルーシートの黒版で安物、耐久性低い”というイメージでしたが、まず素材が違うようで、長年使用できればと思い、黒マルチではなく、こちらを採用してみました。
こちらのお店、外構資材用の石材をメインで取り扱っていらっしゃる福岡県糸島市のお店で、見ているだけでもおしゃれな気分になりw、とてもおもしろいです。特に、石材をワイヤーメッシュの枠(ガビオン)に積み上げて、塀にしたり、植木鉢の外枠に使ったりできるのに憧れていたので、これに一番興味あり。
福岡市早良区の作業服のお店。ここでバートルの空調服買いましたが、どうやら話題性抜群で、23年夏は、すでに完売状態。興味ありなら、暑くなる前に買ってみてくださいね。バッテリー、ファンと空調服あわせて2万円強の買い物なので、安くはないですが、内容はきっと満足できます。
バッテリーの持ちがとても良く、最強にしてない限り、ほぼ1日使えます。重さも気になりません。もし気になってたら作業なんてできません。30数度の炎天下で作業すると、さすがに太陽光の熱を感じはしますが、それでも農作業できてしまいました。この空調服の良さは涼しさと同時に、寄ってくる虫を、作業服のすき間から漏れ出る風圧で吹き飛ばしてくれること。体にまとわりつく、やっかいな蚊を気にしながら作業しなくていいのが、何より気に入ってます。
ちなみにTKはタキヤマ社長の頭文字っぽい。「シーズンTK」という姉妹店もあります。