最終更新日 2022.03.13
📺TVで『やさいの時間』『趣味の園芸』(2022.3.13)が放送されました。
両番組に共通して、偶然にも、花の色、特に黄色の花についての言及がありました。
🌻黄色の花は「ムシ」を呼びやすい
ということ。この虫とは、益虫でもあり、害虫でもあります。
🐛「益虫」とは、ミツバチのように受粉を促してくれたり、害虫をエサとして食べてくれるような、園芸にメリットの虫。「害虫」とは、アブラムシのように植物を吸汁して株を弱らせたり、ウイルス性の病気を運んできたりする、園芸にデメリットの虫。
『趣味の園芸』の中で、出演者である園芸のプロは、黄色い花を「素敵だ」など、さらっと紹介されていました。一方でいろんな虫が集まりやすい色でもある黄色い花と、どのように向き合われているのか、そこが一番肝心、知りたいポイントなのですがスルー。。樹木栽培では黄色に釣られてやってくる害虫を気にすることはないのかな?
素人としては、黄色い花やモノを、畑や庭に置くことは、避けた方がいいのかなと思います。益虫のみならず、害虫の呼び水になりかねないからです。特に野菜の栽培で、アブラムシの被害はできるだけ避けたい。『やさいの時間』では、いちごの受粉を媒介してくれる益虫を呼び寄せるために、イチゴの開花時期にあわせた花を植えることは有益でも、黄色の花を植えるのは避けましょう、と紹介されました。
黄色い粘着シートのトラップも、虫の性質を逆手にとったトラップではあるものの、害虫の呼び水になりかねないので、個人的にはあまりオススメしづらいかなと思います。→過去記事「野菜のアブラムシ対策3つ」
《まとめ》
・「黄色い」花やモノを畑や庭に置かない。混植が避けられない場合、特に野菜類は、ネットや薬剤散布で、害虫の防除策をしっかり施す。