最終更新日 2023.08.12
HT種のザマッカートニーローズとFL種レオナルドダヴィンチが開花しています。
開花のようす
HT(ハイブリッドティー)種は、四季咲き性で、大輪を咲かせるバラ。木立性。主蕾と副蕾あり。
FL(フロリバンダ)種は、四季咲き性で、中輪のバラ。木立性。現在、こちらは主蕾と副蕾も出てます。
HTマッカートニー

23年のマッカートニーは、春に開花させず、すべて摘蕾したので、再び蕾をつけて開花したのが、6月上旬までずれこみました。その2か月後、再びこのように開花してます。以前よりも、小ぶりで、色もぼんやり。花自体もしゃきっとしてません。この花特有の、強いダマスクス香も、夏は完全沈黙です。
花に勢いがないのは、単純にこの暑さだからなのか、肥料や日照面で、そこまでの栄養をほとんど蓄えさせてあげられなかったのか、いずれかと思われます。
この撮影後、すぐに摘花して、体力温存しました。まだ、次の主蕾が後ろに控えてますしね。
FLダヴィンチ

こちらは春に開花してくれましたが、その時と比べると、かなり小ぶりの花になってます。ただ、花形はダレることなく、結構綺麗に咲いてます。春は、花数も大量でゴージャスでしたが、今回はポツポツと数輪程度。
8/12訂正)写真の品種紹介が間違っていました

花に勢いがないのは、こちらも日照や肥料が足りないのか、暑さの影響でなのかは、不明。
今年の春時点では、ユアインネルンアンブロという品種について、牛ちゃん@花友の指摘にもあったように、固形肥料の与えすぎと診断されたこともあり、他のバラも同様に施肥過剰を心配していました。よって、春の花後の、御礼肥えは少なめ。毎月の水やり時の液肥の濃さは、多肉植物やハーブにかけけも問題ないぐらいの、かなり薄い倍率。それでも、マッカートニーとダヴィンチ、共に、このぐらいは咲いてくれるんだなという印象。


おまけ
春以外は花を付けない品種の、現在の様子です。もちろん葉っぱだけです
CLサマースノー

CL(クライミング)種は、つるばら。
去年まであんなに必死に与えていた葉水を、実は、今年は、数回与えた程度で、ほとんど与えていないと言っていい状況です。それでも一応、なんとか持ちこたえてくれている、というか、すでにハダニにはやられ気味で、葉に張りも勢いもないですが、枯れてはないようです。もちろん、元気になるのであれば、そのようにしてあげたいですが、その方法が見当つかず。
畑を2か所と、自宅にもそこそこ植物があるので、水やり自体が大変。なので、葉水しなくても、なんとかやり過ごせているのであれば、助かります。
水やりは、外泊や用事がない限り、夕方に一度あげています。1週間に一度は、水やり計画に基づいた液肥を与えているぐらいです。
HPユアインネルンアンブロ

HP(ハイブリッドぺパーペチュアル)種は、オールドローズ系で過剰施肥に弱いバラ。樹勢は、つるばらによく似ています。
こちらは、ハダニにやられて、葉色が薄く、つやもないもの(左側)と、割と緑が濃くて、若い元気な葉(右側)が混在しています。
梅雨時期は、黒星病が出やすかったのかもしれませんが、酷暑で乾燥気味になると、少し落ち着いてきました。23年は、黒星が出たのを確認したら、すぐに葉を取り除くようにしましたので、今のところ、感染が全体に広がらずに済んでいます。これを放置していたら、これだけ緑の葉は残っていなかったでしょう。
22年10月ごろ、油断していると、黒星が再発して、ほとんど丸裸状態になっていましたので、冬の落葉までは要警戒です。しっかり光合成をしてもらって、来年の春の開花に向けて、エネルギーを蓄えさせます。