23年1月19日に沖縄本島の中央部に位置するうるま市の、伊計(いけい)ビーチを訪れました。
伊計ビーチ
沖縄の海開きは4月ですが、このビーチはお正月から入場できて、年中無休のようです。入場料400円(駐車場代込み)現金のみ
どこも素晴らしいビーチが広がっていると感じますが、このビーチは特に水の透明度とグラデーションが抜群に美しく感じます。波も穏やか。
珊瑚でできた白い砂も綺麗。海底火山の軽石の影響は、さすがに沖縄の東海岸までは及ばなかったでしょうか。軽石は見られず。
別のビーチに私用で伺った、そのついでにこちらも立ち寄った程度でしたが、来てよかったです。
クサトベラ
クサトベラ科。少しですが、半円だけ花弁をつけた、白く小さな花もつけています。
本州では考えにくいほどの、海水の透明度にため息が出ます。
ハマヒルガオ
アダンの葉に守られるように咲くヒルガオの花。
モモタマナ
ビーチをはじめ、駐車場や街路樹にも、大量に植えられていました。シクンシ科に属する落葉樹。ビーチ監視員によると、落葉した際の、堅い葉や実の片づけに苦労されるようで、管理面ではあまり好まれていない模様。徐々に伐採して、別の樹種に切り替えられつつあるようです。
モモタマナも、リュウキュウマツなどに見られる開帳型の樹形です。
モモタマナのタネ。ビーチに落ちているのを誤って踏んづけると、絶対痛そうな。
アダン
一見、パイナップルのようにも見えますが、こちらはアダン。タコノキ科で、株元からタコの足のように太い気根が放射状にまっすぐ地面に伸びる品種です。
パイナップルは、草の生長点、頂上部分に実をつけます。アダンは、うねるような枝の先にぶらさがってます。
こちらはアダンの実を食べに来たコウモリが食べ散らかしたもの、とビーチ監視員。あまり食べてないように見えるのは気のせい?実の中心部もあまり手がつけられていない様子。味はほとんどしないらしいです。
関連リンク
入場料とは、別にシャワーなどの施設利用には、別途支払いが必要です。このような美しいビーチを、来訪者と管理人の協力のもとに、これからも美しいままに管理していただければと思います。
伊計ビーチは、伊計島というように、本島の離島ではありますが、海中道路と呼ばれる無料通行できる橋がかかっていますので、時間に関係なく行き来可能です。