ミニトマトのいくつかで、ついに裂果が同時発生しました。
ミニトマトの裂果状況
ピンキー(ナント)

茎に一番近い花が一番早く咲くため、実の熟す順番も茎に一番近いものになります。裂果するのは、全部が全部というわけではなく、食べごろに近いものです。薄皮品種ということもあって、裂果を一番気にしていました。
原因は雨と考えられます。小雨程度ならあまり関係なかったでしょう。水やりを少し怠け気味で、株が水分を求めているのに、乾き気味だったのが影響していると思います。

株元近くのミニトマト。マルチの上に載っているかどうかは関係なさそうです。この房は全部シルバーマルチに触れています。
トスカーナバイオレット(Pエコサイエンス社)

うわー、トスカーナまで。。と、へこみ気味で、つい、たい肥エリアにポイしてしまいましたが、裂果しても明らかにカビてない限りは食べても問題ないですからね(一応自己責任で)。せっかくなので、初収穫の味見をすればよかったな。このぐらいまで色づき、アオスジも出てなければ全然問題ないです。
おまけ
ピンキー

こういうのは、明らかに鳥獣被害ですね。隣で思いっきりカラスにトウモロコシを食害されたので、ついでにミニトマトでのどを潤したんでしょう。。まるごと食べないで、皮を残して食べた跡が見られます。薄皮トマトとしては失格と言われている気分にもなります。水を切って育ててしまうと、皮が厚くなるのは必然。なので、管理不足の判定をいただいたものと受け止めます。。
カラス対策を始めたので、近日、別記事でご紹介します。他のアイテムも楽天から取り寄せ中。楽天セール中なのでちょうどよかったですw
裂果をみつけたときも、(隣のトウモロコシみたいに)カラスにやられた??とすぐカラスのせいにしたくなりましたが、裂果は鳥獣被害とは関係ありません。
今後の管理
トマトは水を切らない
プロ農家が「水を切るように」素人にすすめていらっしゃるのを拝見しますが、やめておいた方がいいと私は思います。なぜなら裂果の原因になるのと、トマト栽培は秋までずっと続くので、切るタイミングなどあるはずがないので。
素人は特に露地栽培で、水管理は基本、自然任せ。水を丁寧にあげてるつもりでも、自然の降雨と比べれば、普段から大してあげてないに等しい。なので、それ以上切るのは裂果を招きやすいだけで危険だと思います。まめにあげましょう。めやすとしては、畑の場合、うね間がいつも湿っているようにします。プランターなら、すぐ乾いてしまうので、毎日しっかりめにあげていれば問題ありません。
ちなみに、雨が果実に当たって、裂果するというのは、あまり関係ないのかなと今は考えてます。水の急激な吸い上げをさせないことを気にした方がよさそうです。