最終更新日 2023.05.19
トキタ種苗のズッキーニ「ゼルダ・パワー」4苗目をようやく植え付けました。
ゼルダ・パワー
トキタ種苗作出のズッキーニのひとつ。これより最新のズッキーニが実は出ているらしい。ええ!?何がどうなっているのか、全貌が分かりにくいトキタ種苗。
植え付け
レタスミックス(細葉)を一掃するように、収穫して、その空いたスペースに、ズッキーニの待機苗を植え付けました。実生で育苗したズッキーニでは、最後の苗でした。
畑で管理していましたが、暑さのあまり、苗がちょっとヘタれてきていました。特にポリポットの水分が抜けきってしまっていたようで、双葉が黄化して、枯れかけ。本葉の奥側1枚も黄化してます。
トキタ種苗によると、ズッキーニは、水の切り過ぎ(乾かしすぎ)も、与えすぎもダメ、とアドバイスされています。適度な水加減が大事なようす。苗の時点で、ちょっと過酷な気候になってしまったので、ちょっと可哀そうな。
これから大地に根付いて、元気に回復してほしいです。夕方ごろから、雨の予報だったため、植え付け後の水やりは行いませんでした。
元肥は入れていません。たまごやのカニガラ粒状肥料は入れておきたい。なぜならトキタが根張り活性にチキン酵素の散布を推奨しているので。
誘引
ようやく4株そろいました。株間はおよそ80センチ。黒竹の支柱は、あんどんの支柱です。これは植え付けた苗の倒伏防止や保温、風除け、虫よけ。
白っぽい支柱は、ズッキーニの倒伏を防止するための支柱を、株元から10センチずつ離した場所に立てて、伸びた葉の茎と、白っぽい竹を、左右の2点、誘引テープで固定しています。ズッキーニは、自立できません。茎が折れると、そこから再生はしないので、折れないように誘引が必要です。
誘引テープは、マックス社の光分解テープ(200-R)を使用しています。誘引作業がとてもラクです。楽天で買えばよかったですが、送料か何かの微妙な差でAmazon購入。テープをとめるホッチキスもAmazonで、楽天よりも安かったため。
ホッチキスの芯は楽天市場のIvyで購入。
白っぽい竹のこともご紹介しておきます。
ようやく、支柱の女竹180センチが届きました。臼井農畜産(新潟)の公式サイトからAmazonPay払いで買った品です。100本で8,000円、送料別で、イボ支柱などと比べれば、割高です。ただ、ベトナムの少数民族が栽培、収穫、加工まで携わったものを新潟の企業が販売していらっしゃるようで、アジアの就労支援の一助となればと思い、微力ではありますが、こちらで購入しました。トータル15kg、重っ
ただ、一本一本は思ったより細いです。でも竹なのである程度しなるし、丈夫そう。雨風にさらし続けると、早くて数年で劣化して使えなくなるのがデメリットです。使わないときは、できるだけ立てて、雨にさらされないように保管します。
人工授粉(追記5/19)
4株の中で、一番初めに植え付けたものが、かなり大きく成長してきており、ズッキーニの3果までは、早採りして、株の成長を促していました。4果目は、雄花の咲く兆候がまだなかったため、早採り。5果目で、ようやく雄花が追い付いてきました。
雌花はじゃんじゃん伸びてきてますね。いいペースで収穫できそう。ちなみに、ズッキーニは、スーパーで見るサイズを通り越して、まるで昔話に出てくる鬼のこん棒のように巨大化します。それでも味がほぼ変わることなく、食べられるのは不思議。ただ、1本に無駄なエネルギーを浪費して、収穫本数が減ってしまいます。
花をよく見ると、一部、ちぎれているように見えますが、これはカラスちゃんたちの仕業です。つんつんつついて、特に何をするでもなく、去っていったご様子。。
この写真を撮った時刻は夕方ですが、この状況を見るまでは、人工授粉するつもりは一切なかったです。ただ、やっておいた方がいいような気がしたので、雄花を切って、雌花のめしべに、ちょんちょんやっておきました。
これ、本来は、どの野菜果樹でも、めやす朝9時ごろまでにやらないと、受粉の成功率が下がっちゃうんですよね
(追記5/19)トキタによると朝7時までに授粉させて、とのこと。マジ?野菜の中でもトップクラスに締め切りが早いな。。
おしべの花粉が元気なのが、その時刻ぐらいまでだそうで。それ以降でも授粉することはあるようですが、夕方に受粉してもあまり意味ないのは承知で実施しました。これで部分的に受粉、または、または全く授粉していない場合、奇形のズッキーニができるか、途中で果実が腐ったりもします。