最終更新日 2022.04.13
ジンチョウゲ(沈丁花)の、葉の黄化を改善できないか、検証してきました。窒素不足を疑い、施肥で改善しようとしてから、4週間経ちました。株の様子をみていきます。
時間軸で比較
先週
活力剤メネデール希釈100倍を週1で計4回与え終えました。
今週
花が99%終了しました。新芽が伸びてきて、その新緑ぶりの方が目立ちます。結局、葉の状態が目に見えて改善することはありませんでした。
ちなみに古い葉が落ちて気づいたのですが、下葉の方が緑が濃く、本来の色を保っていました。光合成ができずに、色落ちしてるのかなと思いもしましたが、下葉の方が濃いとなると、栄養不足説がいよいよ濃厚だったかなという感じです。
結局、4週間観察して思ったのは、「開花中に施肥をする意味がない」かも、という一般論の正しさを感じたこと。
それと「葉が黄化したら元に戻らない」んじゃないかってこと。バラもそうですが、いったん葉にダメージが加わると元に戻らない。樹木全般に言えることかもしれません。
なので、次の新芽を元気に育てることの方が重要なのかもしれない。
ということで、落葉する前に、むしゃむしゃと古葉は、強制的にむしり取りました🍂新芽に栄養が行き届きますように。
今後の施肥プラン
ここから適切な施肥ができれば、新緑に入れ替わるタイミングで、株を正常な状態に戻せるかもしれません。
御礼肥え
花が完全に終わったので、花を咲かせてくれてありがとう、と御礼の意味で肥料を与えます(御礼肥え)
NPK(窒素:リン酸:カリ)成分比は2:5:4+1Mg。窒素が控えめなので、ジンチョウゲに与えても安心です。
裏書に従って、樹高にかかわらず1本1kg与えるとのことで、思い切ってあげました。今までケチって、これほどの肥料を与えられていなかったです。
株元ではなく、枝先の地面に円を描くようにぐるりと肥料をおいて、土で覆い隠しました。
土が豊富にないので、バークたい肥を上から被せました。
秋に体力をつける施肥
来春に向けて成長する9月に緩効性肥料を与える予定です。休眠期に入るまでに肥効が切れそうな、2か月ほど効き続ける緩効性肥料を用意したいと思います。