最終更新日 2022.03.23
昨日、📺テレ朝「Qさま!!」で、宇治原さんが植物名を当てる難問に挑戦。「ジンチョウゲ」という答えをひねり出してました👏ただ、知ってる私らには簡単でした~👍さて
7日前に香木「ジンチョウゲ(沈丁花)」のご紹介と、葉の黄化について触れました。
本来の葉色は、確か、もっと濃い緑だったように思うので、改善するかどうか、施肥を試して、様子見中。
現在のジンチョウゲの様子です。
ジンチョウゲ比較
先週
今週
先週と比較しても、あまり葉色の変化はなし。葉をさわってみて、軟化している感じもなく、また、葉をひっぱって、簡単に抜け落ちることもありませんでした。
もし、何か変化があるとすれば、さらに7日ほど経った3/29辺りからかな~と考えています。変化がなければ、窒素不足などが問題でないこともあり得ます。
施肥と別視点で株の正常化を考える
葉の黄化と根の関係
ところで、YouTuberカーメン君による「たい肥」の解説動画が先ほどアップされました。これを踏まえて、我が家の「ジンチョウゲ」について考えてみると、肥料不足の前に、根っこが弱ってる?という感想を持ちました。
庭木は、一度植えたら、基本、植え替えはしないと思います。土や根を人為的に動かさないので、土の栄養分を根っこに吸いとられて、どんどんやせて、硬く締まっていきます。結果、根っこが、水や栄養を吸い上げられません。
葉の黄化もこの辺に原因があるかもしれません。
この硬く締まっているかもしれない土に、現在、液肥や固形肥料を与えているのであれば、期待するような効果は得られない恐れも。
そこで、根を傷めないように気をつけながら、硬い土を掘って、根っこに直接届けるイメージで液肥を与えてみます。そこから2週間後に効果を見極めるということで、4/11ごろ結果発表になる予定です。
土質を改善する「たい肥」
液肥の与え方とあわせて、土質を改善してくれる微生物を増やすための「たい肥」も検討します。我が家では、2月4日、「バークたい肥」6:「完熟牛ふんたい肥」4+カニガラを、土の表面全体を覆うように敷き詰めました。
たい肥をミックスして使用することで、より多様な微生物の活動が期待できます。配合比率の決め方は、バークたい肥が安価で、逆に完熟牛ふんが高級だったから、という程度のものです。
「今回使用した」たい肥の配合とC/N比*
バークたい肥:窒素0.6 りん0.5 カリ0.5 C/N比*23
牛ふんたい肥:窒素0.6 りん0.7 カリ1 C/N比*24
*=たい肥の分解速度。数値低い方が速い
以上から、「今回の」たい肥の性質としては、ともに、肥料が控えめで、適度にゆっくりと分解される、割と似通った商品の組み合わせです。ゆっくり分解されれば、土は団粒構造になりやすいので、たい肥の選び方としては悪くないはずです。
ところで、既存の土にたい肥を混ぜず、土の表面に敷き詰めただけの理由は、庭木で、長年放置したが故に、土が硬めであり、土としっかり混ぜることは難しいため。微生物の力だけに任せて、土を改良できないのかなと考えました。
🌹突然ですが、バラの鉢の植え替えのこと。春の萌芽にそなえて、植え替えを正月までにやっておくべきだったようですが、2月に入るまで私は知りませんでした。そんな場合は、対策のひとつとして、たい肥を土の上に被せておくという方法を、京成バラ園芸さんからアイデアをいただいて、採用しました。バラでこの方法が採用できるのであれば、庭木にも活用できるのではと考えたわけです。
ただ、冷静に考えれば、うちのバラの鉢は植え替えして1年弱、庭木のジンチョウゲは、何年もそのままなので、土の中の環境自体に、そもそも大きな違いがあって、庭木側の改良にはさらに手をかける必要があるのかなという思いがしてきました。
よって、硬い土ではありますが、できるだけ、ほぐしながら掘り下げて、混ぜ込んでみることにします。
また、微生物の活性化に窒素を消費するのであれば、たい肥全体に窒素分が分散しておく必要もありそう。先日、置き肥として与えた「油かす」は、全体に平準化するようによく混ぜ込むと良いかもしれません。