新苗のオリーブが、3週間前に開花してから、ようやく結実を確認しました。
オリーブの結実
異品種どうしで、結実しやすくなる。1本でもなる自家結実性のある品種もあるが、基本的に2本を栽培した方が結果はよい。結実自体しにくい品種もあり注意が必要。
異品種をそろえた方がいい果樹には、りんご、栗、キウイ(雄樹、雌樹がある)、アボカドなど。それぞれの果樹の品種で、最適の組み合わせがありますので、店頭でひとめぼれ、安かったから即決で買った、などといったようなことを行わないようにしましょう。
ミッション○
まばらではありますが、なんとか結実。ミッションは他の品種との相性がよいものが少なくないです。
うちのミッションは、本来の特性どおり、幹や枝が上に伸びておらず、開帳型になってしまっていることから、全体的に樹勢が弱いように感じられるので、ひょっとしたら、果実が負担になって、これからどんどん生理落果させるかもしれないですね。
オリーブの樹勢回復で、できることがあればやってみたいですが、今のところアイデアが浮かびません。まずは十分な日射と適度な水やりを心がけます。
レッチーノ◎
無数に結実しています。写真以外でも多数見られるため、数をかぞえていられません。
前回投稿時は、満開でした。うちのミッションが開花してくれたのと、お向かいの家でも何本か大木のオリーブを育てていらっしゃるので、受粉環境としても申し分なく、花の数だけ、素直に結実したと言えそうです。
エルグレコ✕
エルグレコは、ひとつも結実しませんでした。これは元々の品種特性。つまり、果実を期待できる品種ではないということですね。ホムセンで普通に売ってますが、その辺の説明は一切ないので、注意が必要です。
前回投稿時は、まだつぼみの状態でした。花数も少なさそうです。ちょっといじけている? 授粉用の品種(他の品種に花粉を提供する品種)として存在意義があるにしては、物足りない感じです。来年以降、がんばっていただきましょう。
昨年は、これら3品種を、うちの中では貴重な、ほぼ終日、日光が当たる場所に置いていました。
一方、ネバディロブロンコ、ルッカは、昨年、午前中しか日が当たらない場所に管理しており、今年はまったく開花しませんでした。単なる裏年だったのか、日照が足りずにこのような結末だったのか。。
今年は全品種、午前中しか日が当たらない場所へ移動してきているので、今後どういう成長を見せてくれるでしょうか。