最終更新日 2023.06.12
オリーブ5品種を管理していますが、今年気づいたところでは、新苗の2品種が開花、1品種が開花直前、古参2品種は沈黙しています。去年旺盛に咲いて翌年振るわないという、いわゆる”裏年”となっている可能性はあります。
オリーブ
オリーブにも様々な種類があって、葉の形から樹形や樹高まで異なるもの、花粉の多いもの、1品種で結実しやすいもの(基本的に2品種必要)など、それぞれ特徴があります。
ちなみに新苗と言っても3年ぐらいは経ったかなと思います。新苗は8号ぐらい、古参は10号ぐらいの鉢で育ててます。
ミッション

アメリカ系オリーブ。
ミッションは、受粉樹として、たいていどの品種とも相性がいいようです。
ちなみに、葉先が焼けているのは、新苗3兄弟に共通のお悩み。植物に共通して、水不足などで、根っこが傷んでいるときにこの症状が出やすいかもしれません。これに関しては、まだはっきり理解できていません。石灰や微量元素などを過去2年間与えても、たいして改善しませんでした。枯れるわけではないようなので、今年からは、気にせず、ほったらかしにするつもり。。
レッチーノ

イタリア系オリーブ。
大樹になる品種なので、花がこんなに早くつくとは思っていませんでした。しかも大量に花とつぼみが確認できます。鉢が小さいことで生殖成長に切り替わったと思われます。
授粉品種の相性は、同郷のイタリア系品種がいいようですが、一本でもそこそこ結実する模様。
エルグレコ

ギリシャ系オリーブ。
開花はまだのようですが、今週中にも咲きそうな予感。つぼみの量は控えめです。
葉の形は上記2品種と少し異なって、細身でシャープです。
受粉樹としては、ミッションやネバディロブロンコなどと相性がいいです。ネバディロブロンコは花粉の量が半端ないですが、今年は完全に沈黙しているので、ミッションの出番です。
今後の管理
水やり
鉢植え管理ですが、降雨が多いので、バラや他の果樹より、放置していても、そこまで心配がありません。