最終更新日 2022.05.15
庭に植わった柑橘は、4月から新芽を伸ばして順調に成長しています。そのかんきつにも害虫が発生しました。
害虫の特定
コナジラミ
水やりしたら、白い小さな虫が一斉にふわーっと大量に飛び回りました。最初何かわからなかったので、躊躇なく、ハエ蚊用の殺虫剤をこれでもかと噴霧。。花でもついてれば、他に方法を考えましたが、花芽がつくのは、早くても来年以降と、当面、先になる見込みです。
正体は、コナジラミでした。
体長数ミリ程度の白いガです。
1週間前は、何もいなかったので、発生するときは突然、しかも大量に、ということもあるんですね。
コナジラミ被害の一般的な特徴
コナジラミは、カメムシのように、植物を吸汁する害虫です。特にうちのかんきつは、葉を茂らせて、株を充実させたい時期なので、葉が弱るのは困ります。
また、カイガラムシ同様、排せつ物が葉について、スス病になる恐れもあるとのことなので、放置していいことはありません。
害虫への対処策
「害虫オールスター」
有効成分:ジノテフラン
コナジラミに対応した殺虫剤です。ただし、「観葉植物」に「定植時」「1株1g」「使用可能回数は1回まで」とのこと。株の大きさにかかわらず1gは適当でない気がしますが。
とりあえず1g土中へ埋めました。
ニームオイル
有効成分:アザディラクチン、サランニン
害虫の忌避、食欲阻害効果があります。主にバラやオリーブで使用しています。
うちの庭木には、害虫が来る気配を感じたことがないので、水と肥料しか気にしていませんでしたが、今後は注意しないといけませんね。
霧吹きで、葉面散布します。
ベニカXファインスプレー
有効成分:クロチアニジン・フェンプロパトリン・メパニピリム
またコナジラミが発生したら、次回はこれを噴霧します。
バラは、スリップス(アザミウマ)やカミキリムシにも対応しています。
青のボトル「MyROSES ばらの害虫と病気に(住友化学園芸)」と中身は同じです。
かんきつ5月のようす
品種不明のため、今は「柑橘」としています。当初、レモンかと思っていました。翼葉の形状からして「はなゆ(花柚子)」かもしれません。いずれにせよ、まだ推測の域です。
カーポートの下なので、日当たりがいいとは言えず、花芽がつくかどうかはまだ確信が持てません。また、南天と混植するように植わっているので、樹勢もそこまで強くありません。
柑橘には鋭く大きなとげが生えます。特に必要ないので、早めに切除した方がいいと思います。写真のように、とげと葉が擦れ合うと、突き破るなどして、傷めてしまいます。果実も同じ。