最終更新日 2025.12.10
玉ねぎ苗を取り寄せて、2年ぶりに畑に定植しました。
定植とは
「定植」とは、成育の初期にある植物を、育苗トレイやビニールポットなどの仮容器で、ある程度大きくしたもの(苗)を、さらにしっかり根付かせ、成長させるために、最終的な培地(畑やプランターなど)に植え替える行為のことを指しています。
成育初期を苗で管理することで、複数の苗を狭い場所で均一に管理しやすくなります。また、いきなり屋外のような厳しい環境にさらすことから回避できるため、初期成育での、細胞組織としても弱く、やわらかく美味しい状態の苗を、病害虫から守りやすくなります。逆に言えば、その管理を誤ると、かえって、病害虫のリスクにさらしやすくもなります(例:室内で発芽管理すると、徒長させた。蒸れて葉っぱが溶けた。水やりを忘れて枯らせた。住宅街だし、害虫などが来ないと思って油断したら、苗が小さいイモムシだらけになっていた。など)
こういった定植の記事は、24年2月ぶりだそうです。。観葉植物や野菜はどんどん買っては植えているので、記事にしていなかっただけですが、記事にするには少々気合がいるのです。私の場合、1記事書くのに、数時間はかかっているので。。なお、記事中、商品PRもございます。気になった方はチェックしてみてくださいね。
玉ねぎ苗
畑の玉ねぎ栽培で成功体験
なぜ玉ねぎを作ろうと思ったかですが、最近、料理をしなくなったこともあり、ほとんど玉ねぎを使わなくなってしまいました。それでも作ろうというのは、どの野菜よりも簡単に作りやすいということです。苗から栽培の場合ということにはなりますけども、根付きさえしてくれれば、あとは玉ねぎにおまかせです。追肥は一回必要です。
冬の間、土地を遊ばせておく、放置しておくだけなら、玉ねぎは結構優秀な野菜だと思います。
「畑の」と書いたのは、プランターの場合、水管理が難しくなる恐れがあります。土質、風通し、日当たり、もみ殻等グランドカバーの有無、これらの要因で土の乾き具合に大きな差が出ると予想。土の表面が乾いたタイミングでの水やりをおすすめします。こういうときの水管理には、SUSteeのショートがおすすめです。窓の中が青ければ水が足りており、乾燥してくると、白に変化するため、非常にわかりやすいです。
タネか苗か
タネから生育させようとすると、定植の2カ月前あたりになりますが、酷暑で苗を作るのは本当に大変です。玉ねぎに関して言うと、苗を買った方がラクかなと思います。というのも、そこまで高いものではありません。今回購入したものだと、100本で500円でした。野菜苗をポットで買う値段で、50個くらい玉ねぎを作ることができると思えば、随分コスパはいいんじゃないかと思います。
品種
ネオアース
植え付け時期は、中間地の場合、11月です。ただ、うちは中間地で、今はすでに12月。今時期販売になっているのは、暖地向けに出荷を想定されていると思いますが、11月に苗を買い忘れたというのと、12月に入ったのに、昼間はまた暖かくなっているので、たぶんいけるんじゃないかなと。。
ネオアースは、晩生種にあたるかと思いますが、玉ねぎで気になるのは、収穫時期と梅雨がかぶることです。腐敗の原因になるため、掘り上げるタイミングでの雨はNGなのと、掘り上げてからも数日は晴れた日であることが望ましいことを考えると、梅雨の前に収穫できた方が、初心者としてはやりやすいはず。ただ、そもそも梅雨が来るのか、、等、謎の気候が毎年当然のようにやって来る状況ですので、考えてもほとんどムダです。作りたければ作るしかありません。
大三ファーム@楽天市場
土づくり
普通の野菜を育てる感覚で、土づくりをしても、それなりに育ってくれるとは思います。2年前にあまった苗を、家のプランターに植えて、水も肥料も与えないまま放置していると、2年後(今春)小さいながらペコロス以上のサイズで収穫ができましたw そもそも、しぶとい性格のようです。
石灰(今回はカキガラ)めやす100g/㎡
化成肥料 補強としてリン資材(今回は玉ねぎ専用肥料)めやす50g/㎡
たい肥(今回はバークたい肥)たっぷり
今回、リン資材がホムセンになく、手元の肥料も使い切っていたため、はじめて玉ねぎ専用肥料(5-9-6-2)を買いました。リンは9で山型になっています。2はマグです。第一印象は、とにかくアンモニア臭がすごい。よく効くんでしょうが。。ぼかしなんかよりも匂いました。屋内で肥料を管理していますが、ニオイの漏れない容器内で保存するのは必須です。与えすぎると根っこが肥料焼けするので、ほどほどに。わたしは結構わんさか撒きましたが。。「一発肥料」と言って、一度与えれば、適切な時期に肥料が溶け出すという便利な肥料もあるのですが、マイクロプラスチック問題の一因とも言われているようなので、避けました。
玉ねぎ栽培への関心が薄かったこともあり、認識がなかったのですが、玉ねぎは酸性に弱い野菜のようです。あまり石灰を使わない方もここは忘れずに。わたしは普段、苦土石灰をよく使うのですが、こちらも在庫が切れ気味だったので、ストックであった、カキガラ石灰を使いました。たまねぎ専用肥料に苦土(マグ)が入っていたので結果オーライです。
あと、これはお好みというか、なくてもいいのですが、根張りがよくなるので、最近私がよく使っているトリコデルマ菌資材「VプロテクトG」。植物残さの他、土中の悪玉菌をもエサにするようなので、これからの園芸・農業には大変意義深い資材なのではと思っています。悪玉菌を気にしなくてよくなる、むしろ歓迎してしまうというのは大きいと思うんですよね。ちなみに豆類には使わないでください。根粒菌とバッティングしてしまうようです。
水やり
しません。恐らく腐りやすくなります。
プランターの水管理は
実際の定植のようす

いつもホムセンで余った苗を購入してくるので、ボロボロの苗しか見たことがなかったのですが、取り寄せ品はさすが違いますね。ぴかぴかでした。
ただ、畑に行くことが何日もできずに、箱の中に仕舞いっぱなしで、1週間後には、結局、見事ボロボロに。。写真撮り忘れたけど。。
合計800本植えました、基本食べないのにw じゃ、なんで800本植えようと?いや、送料無料になるラインだったからw 怖いな送料無料って。。
およそ10mのうね3本でちょうど収まった感じです。穴あき黒マルチで、株間15cmのもの、うね幅5穴を使用。

2日がかりで作業しましたが、(1日目2時間、2日目4時間)日没との闘い。。体がつらかった。普段、畑をまともに管理できていないので、いきなり訪れて、まずは草の生えてない場所を選んで、土づくりから行うっていうのが大変。
しかも、土はさらさらしてないと、細くて短い根っこを安定させるのは至難の業。しかも夕方作業なので、日没まで時間がなく、とにかく速く植えていく必要があります。
そこで、最近気に入っている電動耕運機を使用。あっという間にさらふわの土ができます。酷暑の中、カッチカチの堅い土にくわを振り上げていた時期が懐かしいというか、バカみたいw ただ、深耕しようとすると、機材をある程度、地面に押し付けたり、前後に走らせたりして、パワーでコントロールする必要が。。耕運機の仕事自体は速いものの、筋肉痛で体中がキツイ。。
今後の管理
追肥
定植から1カ月に軽く一握り程度(めやす30g/㎡)これは忘れないように行います。この辺は、通常の野菜の管理と同じです。
玉の肥大前に2回目最後の追肥を行います。2月中旬あたり。
水やり
しません。恐らく腐りやすくなります。畑は自然の降雨に任せて構いません。
枯れ葉の除去
病気の蔓延を防ぐために必要な行為と認識しています。黄色く、あるいは水分が抜けて白っぽくなっているものは、綺麗なはさみで切り取るか、手で切っていいかと思います。ウイルスが蔓延すると、全滅すると盛んに言われていますので、経験はしたことありませんが、とにかく要観察ですね。