最終更新日 2025.09.02
樹木によって、肥料を与えるタイミングが異なるため、わが家での固形肥のプランをざっくり考えました。毎月1日に固形肥を与える習慣にしています。
わが家の地域は、本州関東以西・太平洋側平地。野菜のタネ袋では「一般地」「中間地」と表現されていることが多いです。
なお、液肥については、毎月2日ごろに紹介している「水やり液肥プラン」の中で紹介します。
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樹木の施肥プラン
今月の施肥は「バラ」「アボカド」「バナナ」「ブルーベリー」「フィカス」「ハーブ」「アルストロメリア」「セローム」「ジンチョウゲ」です。収穫期に入ったものは「ぶどう」「かんきつ」「バナナ」です。
なお、草花に関して、特に花ものは液肥が必要かと思います。規定に従って希釈し、2週に1回ペースで与えましょう。
固形肥年間プラン
上図は、できるだけ管理が簡便になるように自分なりに調整しています。識者が推奨する時期と異なる場合があります。
緑=主に有機:「窒素控えめ、リン酸そこそこ」で肥効30日程度のもの
黄=緩効化成肥料:IB肥料 めやす10-10-10-1 肥効30日
青=緩効化成肥料:IB肥料 めやす10-10-10-1 肥効100~120日
※肥効期間が明記された肥料を使用すると管理しやすいです。
※これとは別に、水やり計画に基づいて液肥や、結晶硫酸マグネシウムも与えてます。液肥については、各月の「水やり液肥プラン」で触れています。
さて、以下、我が家での具体的な肥料の内訳や量を示していますが、ご自身の環境や栽培品種で、調整してください。例えば、ひいらぎの地植えは年間通して追肥不要でも、鉢植えは春秋2回IB肥料を軽く与える、ぶどうの地植えは12月に寒肥えを与えるが、鉢植えは不要。また、実梅の7月施肥は鉢植えに限るなど、違いがあります。
なお、このプランは、気候の状況や管理方法の変更等で、修正する場合があります。
2025年9月の気温について
植物全般的に言えることですが、9月に入ると、気温が落ち着いてきて、半休眠状態から、眠りが覚めて、活動を再開させるのが通例です。ただ、温暖化の影響で、2025年の9月は「8月の再来」とまで言われています。予報データから予想して、もう一回盛夏がやってくるイメージなんですね。すると、活動再開は、1カ月後になるのだろうか、このタイミングで施肥してもいいのか、少々迷います。
そこで、著者の居住地の過去10年における、9月1日の最高気温を調べてみました。
31.7度~33.6度 中央値32.7度
あーらびっくり。今年だけが異常ではないようです。本日9/1は、最高34度の予報なので、過去最も高くなりそうなのは間違いないですが。。
であれば、例年通りの対応してもいいのかなという印象。
見た目的に、植物の元気がないように感じる場合は、固形肥料よりも、液肥。液肥よりも活力剤(Xエナジー、リキダスなど)を与えてください。いずれも与えすぎには注意します。どちらかというと、水自体が足りていない可能性も大いにあり得ます。
また、暑い環境にさらし続けるより、日差しを遮ってあげるなどの対策は、健全に株をキープする有効手段のひとつです。日照が厳しすぎるようであれば、午前中など半日だけ日の当たる場所へ鉢を移動、あるいは、よしずや寒冷紗で遮光するなど、植物自体の温度や地温の抑制を試みてください。
「バラ」
返り咲き、四季咲き性品種のバラが、例年であれば、10月ごろに開花する見込みです。9月はそれに備えた花前の施肥時期にあたります。
ただし、オールドローズ系は、施肥は控えてみましょう。ご自身の管理されている植物がオールドローズの系譜にあるかどうかは、品種名で調べてください。
うちの場合は、日照の関係上、咲いても、萎縮した花しか咲かせることができないようなので、夏や秋につく、つぼみや花は、早々に摘み取った方が、植物体への負荷が減らせると感じています。
(施肥量めやす)
10号鉢で、ぼかしをひとにぎり程度(40g前後)
「アボカド」
アボカドは、レモンと成長のタイミングが、非常によく似ており、年で三度ほど、枝がよく伸びる時期があります。うちの鉢植えハス種(高さ2m、幅3m級)は、年間通して、ほとんど変化がないなと思っていました。ただ、今年の8月は横枝の節々から新芽が勢いよく立ち上がって、よく枝が伸びた印象です。この夏枝は、来年の花芽には何の影響も与えないようなので、不要であれば、せん定しても問題ありません。うちは光合成して、樹づくりを優先したいので、そのままにしてあります。
9月の施肥は、気温が落ち着くことで活動再開し、果実に養分を送るためにも、大事な施肥かと思います。結実していなければ、施肥の意味はあまりないと考えています。与えるにしても少量で大丈夫でしょう。
(施肥量めやす)
結実していないため、10号鉢で軽くひとにぎり程度(3~40gほど)
「バナナ」
バナナは収穫期でもあります。うちも来年か再来年には初収穫となるかもしれません。今年は草丈が低くて、株としては未熟なため、まだです。
意外と管理はラクです。育ててみた印象では、肥料はあまりいらないような気もします。外に出しっぱなしで、自動かん水にしていれば、どんどん巨大化してます。正午から西日しか当たらない場所で管理していますが、特に異常なし。葉水の要不要が最も気になってましたが、全く与えなくても元気です。
(施肥量めやす)
5号鉢で、ぼかしを軽くひとにぎり(30gほど)
バナナは、1本あれば、結実する「自家結実性」の植物です。ちなみに樹ではなく、草本性(クサ)なので、そういえば、バナナは野菜ですね。。
ドワーフ種でない限り、草丈2m以上、本葉が大きく横展開して、しっかり光合成しないと、結実しないそうです。ベランダで鉢管理されるような方は、場所を取りますので、そもそも栽培できる広さが確保できるかよく考えましょう。
「ブルーベリー」
品種によると思いますが、うちの品種は、まだ結実しています。お礼肥えを与えましょう。さらに、来春の花芽形成に向けた、施肥も兼ねています。この施肥はかなり重要なタイミングになります。
収穫時に、ついでに樹形を整えるノウハウをご存じの方も多いかと思いますが、樹形を整えるタイミングとしては、これが最後になります。施肥して以降、枝先を切ってしまうと、来春の花芽まで落としてしまうことになります。
(施肥量めやす)
10号鉢で、ぼかしをひとにぎり(40gほど)
また、秋の植え替えも推奨されています。春も植え替えには向いていると言われてきましたが、近年、いきなり夏に突入する年が増えてきたため、秋から根を伸ばして、冬季休眠するまでに株を育てておきましょう、という理論。ただ、期待する秋もどんどん短いものになってきており、年々管理が難しくなっているように感じます。それでも、秋の優位性は変わらないかと思われます。
「フィカス」
観葉植物としてのフィカスは、そこまで肥料を必要としない印象です。室内で管理することも多いため、緩効性化成肥料が推奨されます。ひょろひょろに間延びする「徒長」状態の場合は、①日照不足②肥料が強すぎ、与えすぎ③水の与えすぎ の可能性があります。年中、室内管理の場合は、肥料の与えすぎに注意しましょう。
このぐらい暑い時期は、基本、外で管理した方が、力強く育ってくれます。時々、あるいは、複数鉢をローテーションで室内管理すれば、室内に植物がなくてさみしい、ということになりません。いきなり外に出すと、激しい蒸散や葉焼けで耐えられないので、慣らせることが大事です。まずは室内のカーテン越しから、屋外用サンシェードなどを使って日よけ管理するなど、徐々に屋外の環境にならせてください。
(施肥量めやす)
3号鉢で、IB肥料をひとつかみ程度(10gほど)
一般的なIB肥料は1粒1gほど。肥効は1カ月のみ。過剰施肥を避けられるので、1カ月ものでも十分かもしれない。うちは、3カ月肥効の商品を使用しているため、年に4回施肥するだけで済む。
うちの観葉植物は、セローム以外、基本、春以降、ずっと屋外管理。自動かん水のため、水切れの心配はほぼゼロ。セロームはあまりに大きすぎて場所を取るため、室内管理。
「いちじく」
いちじくは、実はフィカスの仲間です。カットすると、触るとかぶれる乳液が出てきますよね。
いちじくは、肥料食いの植物ですので、他のフィカスとは違って、肥料を途切れなく与えてください。結実していない場合は水さえ与えていれば、不要です。今時期から結実し始めることもありますが、すでに時間切れです。あきらめてください。
いちじくは、来月収穫適期です。ここまで水切れを一度でも発生させてしまった方は、すでに果実が梅干しのように、しわしわにしぼんでしまっていると思いますが、復活はしないため、今年はあきらめてください。収穫日まで、水切れにならないよう注意してください。
(施肥量めやす)
10号鉢で、ぼかしをひとにぎり程度(40g前後)
「ハーブ」
ハーブの植え替え時期が到来しました。9月から10月にかけてが、一年のうち、適期と言われています。春の植え替えには、根張りが間に合わず、暑さや梅雨のじめじめで、枯れの原因につながりやすいようです。
「アルストロメリア」
アルストロメリアは、球根植物の扱い。夏の時期は、一度掘り上げて乾燥させ、秋に再び植え戻し。根を張らせて、冬に備えるのがよいとされています。
うちは、掘り上げてません。初夏の花後、地上部が枯れます。うちは、鉢植えのため、自動かん水のチューブを、鉢から抜けば、自動的に、培養土が乾燥します。なので、再びチューブを差し戻せばいいかなというズボラな発想。
よって、この施肥は、追肥でなく、元肥になります。
(施肥量めやす)
マグァンプKを鉢サイズにあわせて、培養土に混ぜ合わせる
マグァンプKは、主に、1年肥効(赤パッケージ中粒)と2年肥効(青パッケージ大粒)があるので、基本、赤パッケージを採用します。うちは、植え替えるつもりがなかったので、はじめから青パッケージ採用だったような。。
「セローム」
基本、外管理。うちは、場所がないので、仕方なく室内管理。最近LED育成ライトを使うようになってから、葉っぱが枝垂れなくなってきたことに驚いています。葉っぱが大きく重たいので、だらーんとうなだれたようになるのは仕方ないと思ってましたが、強い光を当てると、葉っぱが直立のまま、育ち、元気がなくなったものから、徐々にお辞儀を始めることを知りました。植物園のセロームがシャキーンと元気なのは、十分な日光が当たっているからだったようです。
(施肥量めやす)
10号鉢で、IB肥料をひとにぎり(40g前後)
「ジンチョウゲ」
ジンチョウゲは、春の花芽形成のために、9月の施肥が重要です。
ほとんど、枝は成長しませんが、樹形を少々整えたいなら、今が最後のチャンスです。これ以降、枝を切ると、花芽を落とすことになります。
(施肥量めやす)
去年はぼかし(6-5-4)200gとしました。株がそこそこのサイズであれば、枝先の地面にひとつかみを4~5カ所にまくイメージで妥当かなと思います。今回は
固形骨粉(2-12-7)日清ガーデンメイト 200gほど
5粒3か所。成分比が全然違いますが、これで。
施肥以外の作業(水やり除く)
BKシードレス

ぶどうは、週に1回ペースでつるを除去しています。あとは、葉っぱが写真の状態が影響したか、カリ不足か、水不足か、果実が太らないまま、9月に入ってしまいました。袋掛けしているので、状態がほぼ確認できませんが、病変等の異常はないはず。
薬剤散布
肥料を与えるついでに先手の薬剤散布で植物がボロボロになるのを未然に防ぎましょう。
ベニカXガード
5、7、9月の月初に散布すると決めている薬剤です。
主にコガネムシの幼虫対策として活用しています。これが根っこを食べて、植物が弱ったり枯れたりする原因となります。粒状薬剤。ニオイは、鯉のエサのような魚粉系の香り。
ちなみに、「根切り虫」というある害虫を指す用語について、これは、ヨトウムシのようなイモムシを指しており、実際には根っこではなく、タネから発芽したばかりのような、新芽の株元の茎をまるかじりして、茎がぽっきりと折れるような食害が見られます。
こちらの商品は、ホムセンなら大抵どこでも手に入ります。わたしが農業資材の取り寄せするとき、楽天市場でよく利用するのは、農業資材専門系(日本農業システム、おてんとさん、プラスワイズ)、ドラッグストア系(サンドラッグ)、家電系(Joshin)、またはホームセンター系(バロー、イチネンネット)のいずれかです。複数商品を横断的にそろえて、送料無料にしやすいのがポイントです。ドラッグストアや家電系で探すと案外揃うことがあります。
販売元は、ドラッグストア系のサンドラッグ
スカッシュ
この資材は、薬剤ではなく、展着剤。
植物の葉の表面は、水分をはじく性質があるため、薬剤と植物の親水性をこの資材が高めます。この作用は、昆虫にも有効のようです。というのも昆虫の体にも水分をはじく性質があるため、その効力を落とし、気門を封鎖することで、窒息死させる効果が期待できます。薬品を使っていないことと、耐性がつかないことが最大のメリット。
畑では、ダイコンハムシ(真っ黒なテントウムシ型の害虫)が活発化。4月のうっすら肌寒い時期から、アブラナ科の雑草に、大量に幼虫が発生しています。これらが成虫と化すれば、アブラナ科の野菜は全滅まっしぐら。まずは好物の雑草を減らすところから始めましょう。できれば「雑草に群がる幼虫・成虫」を殺して、野菜上で予防や駆除の散布をしないで済むようにしたいですね。
バラでは、チュウレンジハバチ(こちらも真っ黒でスリムなハチ)の幼虫が一斉に羽化しはじめています。こちらも一網打尽にするには、スカッシュは有効かも。猛暑に突入すればハダニも危険です。
2025年では、ぶどうのジベレリン処理、ブルーベリーのうどんこ病対策(発病後)として、カリグリーン散布時に、スカッシュを使用しました。展着剤を使わないで、これらを散布しても、薬剤をほぼ完全にはじいてしまって、見た目にも効果が薄いのではと感じてしまいます。家庭菜園で、1ボトルの量が500mlというのは多すぎるのですが、あれば、かなり使える印象です。
販売元は、日本農業システム楽天市場店
ホムセンでの取り扱いは稀です。取り寄せするのがよさそう。この記事が掲載される毎月1日は、ちょうど楽天市場がポイント3倍。
散布には、霧吹きか噴霧器が必要です。
販売元は、日本農業システム楽天市場店
数鉢程度なら霧吹きでもいいかもしれないけど、それ以上になってくると、サイズ感、駆動方法、予算などを加味して、噴霧器を用意した方が良さそうです。
すでに購入済ですが、まだ使っていないため、時機が来れば、リポートします。
使用中の固形配合肥料
春から秋にかけて主に使用している肥料を紹介します。ホムセンで似たようなものも売ってます。
なお、IB肥料とマグァンプKは、屋内でも使用できますが、それ以外は屋内では使わないでください。
その理由として、有機肥料は、水を含んだ後のニオイが元で、不快害虫が発生します。原料が動物性のものは、水を含まずとも、特ににおうと思っておいていいですよ。また、有機肥料は、カビが発生することで、肥料の分解が進み、微生物のエサになりますので、それが気持ち悪い場合は、屋外の土中にしっかり埋め込むか、初めからIBやマグァンプKを使いましょう。
IB化成肥料10-10-10(ホムセン等)

NPK成分比が10-10-10である商品が多く見られ、中にはマグネシウムなどの微量元素入りの商品もあります。積極的に微量元素のアピールをしていない商品が多いので、裏書をよくみて、できるだけ微量元素入りのお得な商品を選びましょう。1粒1gとなっている商品が多いので、わざわざ計量しなくても、玉数を数えればよく、使い勝手がいいです。
化成肥料なので、溶け出したときの有機的なニオイ(動物の残さやフンのニオイ)がないので、コバエがたかることもなく、室内で管理する観葉植物に使うことができます。
追肥として使うのが専らです。土の表面に均等に並べるだけか、土に少し押し込んでもいいでしょう。後者の方が、肥料の効きは早いです。肥料成分が出たあとの残さは、その形が崩れない限り、残り続けるので、追肥するたびに、肥料の残さだらけになりますので、取り除きます。
ほとんどのIB肥料が肥効期間30日の緩効性ですが、例えば、サンアンドホープ社のIB肥料は100~120日のものも販売されていて、追肥の手間が軽減されます。使用感として、30日肥効の商品の方が少し効きが強い気がします。
元肥え専用マグァンプK6-40-6-15(ホムセン等)
園芸では定番の化成肥料ブランド。
1年肥効(緑パッケージ)と2年肥効(青パッケージ)のものがあります。鉢植えの果樹など、植え替えが2年おきと分かっていれば、2年肥効。年内に植物の寿命を迎えるものや毎年植え替えタイミングを迎える場合は、1年肥効を選ぶと、ベターかと思います。市販の肥料で1年以上の長期肥効をうたったものは少ないのではと思います。この肥料を使用するのは、ほとんどの場合、植え替え適期の春になろうかと思います。有機肥料ではありませんが、「カレンダーの緑」の区分としました。
定番の肥料で、これさえ使えば、あらゆる植物に対して間違いないはずですが、花もの実もので特に効果が出るように考えられているのか、リン酸分がまさかの40。肥料商品の中でもダントツ多いのでは。リン酸は元々、土中の鉄分と結合しやすいようで、リン酸を多く含んでいても影響は少ないことまで加味された商品設計なのかもしれません。他社の肥料でここまで突出したものはないように思います。
ちなみに、腐植酸を加えると、土中の鉄分と結合する前に、腐植酸が作用して、リン酸が根に効くようになります。花実がいまいちと感じるなら、腐植酸を試す意味はあるかもしれません。
マグネシウム15とこれも他社品と比べて、かなり多く、光合成を活発させる成分です。
日清ガーデンメイト固形骨粉2-12-7(ネット通販等)
天然原料100%の有機発酵肥料です。
広いお庭なら、土の上に置き肥してもいいですが、水を含むと、動物のフンのようなニオイが空気中に漂います。また、カビが旺盛に生えることもあるかと思いますが、肥料分解の過程なので、問題ありません。これらを軽減するためには、土中に埋め込みます。肥料の効きも早くなります。なお、室内の観葉植物用としては、不向きです。
油かすがベースの肥料の割に、珍しく「窒素がかなり少なめ」の成分構成で、多くの植物に最適の肥料のように思います。窒素が多すぎると、うどん粉病などの病気や、アブラムシなどの害虫が大発生する要因となります。
また、有機肥料で肥効が30日とは、驚きの分解の早さです。酷暑明け~休眠前の、数か月の間に効かせる肥料としても重宝しそうです。現在、うちの固形肥プランでは、9月~年末にかけて、肥効30日の化成肥料を与えることになっていますが、これなら問題なさそう。酸性土壌を好むブルーベリーにも最適。
リン酸12%と多いので、花や果樹向き。果実をつける野菜にも推奨されています。
1粒13g前後の玉肥
庭植えの果樹(かんきつ・ジンチョウゲ)に主に使用しています。
ただし、在庫が切れ次第、有機ぼかし肥料(ただし緩効性)に切り替える予定です。
8-8-8(ホムセン等)
畑で野菜を栽培されている方には、おなじみの基本の肥料8-8-8が広く愛用されています。「やさいの時間」でも使われている固形肥は、この8-8-8です。
主に肥料をあまり必要としない野菜に使用。逆に、多く必要とする野菜には、1回の施肥量を多めにしたり、施肥間隔を空け過ぎず、定期的に散布(2週間に1回ペース)することで対応できる万能型化成肥料と言えます。速効性
NK肥料14-0-14(専門店等)

主に肥料食いの野菜に使用。
わたしは、雨などによって畑から流亡しにくいPを除いた、NK肥料14-0-14をコーナンで手に入れたので、こちらを追肥用肥料として使用しています。特殊な肥料のため、どのホムセンでも販売されているわけではなく、畑作が盛んな地域のホムセンなら取り扱いのある可能性が高いです。
速効性化成肥料で、肥効は2週間ほどと思われます。
Pも必要な場合は、BMようりん0-20-0をミックスすれば、好みの比率の化成肥料が完成しますが、BMようりんが最近割高なので、この手法がやや使いづらい。
有機ぼかし肥料(ホムセン等)
長期間の栽培となる野菜に、肥効を長く効かせたい元肥に最適。
ぼかし肥と言っても、作り方や原料はさまざまかと思われます。原料さえそろえれば、個人でも作ることは可能。わたし自身は作ったことがないので、詳細はわからないですが、道の駅のような地域の小売店で、地元の方が作られたボカシ肥が販売されている場合があります。
うちはホムセンで先日(2023年8月)15L袋で購入しました。価格は2,000円弱
現在使用中のボカシ肥の概要
・6-5-3
・主な原料は油かす、魚粉、骨粉、たまご殻で有機100%
・ビタミンやアミノ酸、核酸(発根促進が期待できる成分)が豊富に含まれている
・形状はペレット状で散布しやすい
・原料から分かるように緩効性。栽培期間が数か月と、管理が長くなる野菜には最適です。逆に栽培が短い野菜に使うと、収穫後も、肥料成分が土中に中途半端に残ってしまい、次の作付けに影響を及ぼします。
・乾燥していても動物的なにおいがそれなりにします。水分を含むと一気にアンモニア臭が強くなりますので、室内では当然使用しない。屋外でも、できれば、土と混ぜ込むようにして散布する方が、ニオイや不快害虫、白カビの抑制にもなります。カビは肥料を分解している初期段階で一時的に発生するものなので、商品の品質不良ではありません。怖がる必要も無し。ただし、分解の結果、熱が多少発生するので植物の根にだけは当たらないように、株から十分離して施肥するか、定植よりも7~10日前に散布します。

