最終更新日 2024.03.12
2023年5月12日からの2日間、愛知県のポートメッセなごやで開催されている「花友フェスタ」の初日に遊びに来ています。YouTubeをご覧になる方ならご存じかもしれませんが、園芸YouTuberの”カーメン君”がアンバサダー、多肉農家Lier.succulentが主催する園芸イベントです。
わたしはローチケで購入、手数料無料。
今回も、現地から、会場の様子を写真付き記事でLIVEアップデートしてみます。うちは、畑作再開とおうちの植物も満タン状態で、買い物の余裕はまったくありませんが、、現地で気に入ったものがあれば、買い物もしてみます。(時間的体力的に余裕があれば、多肉コーナーも回ります。多肉愛好家ではないので。)
花友フェスタ
花友。どんなイベントかひとことで言うならば、、
園芸をとことん楽しみたい方のためのイベント。
なはず♪
ちなみに、余談です、、。わたしが園芸系YouTubeで登録してるのは、カーメン君ガーデン、ノウカノタネTV、イチジク農家のイシヅキちゃん、埼玉のホムセンさにべる、トキタ種苗のグストイタリア。自分が植物世話してて情報集めたい時に参考にする程度で、習慣的にというほどは観てない感じですが、みなさん情報の質、お持ちのキャラともに素敵です。こういった方々が会場にお越しになっている可能性も高い一方、母の日という繁忙期、また農家にとっても植物の世話で最も忙しい時期の開催で、それどころではないというお声もちらほら聞こえてきます。
正直な話、前回22年秋開催から、半年後に、再び名古屋で開催って、どうなの?と開催要項を知ったときは思ってしまいました。なんせ、開催ペースが早過ぎて、売り手目線のイベントな気がするし、もう少し時間をおいて、愛知以外でやればいいのに。ちょっと冷めた目で見つつも、前回が良かったので、また来てしまいましたというのも一参加者としての本音です。
行くと決めたからには、期待はしています。
それでは花友フェスタ、行きましょ!
みどころ・混雑予想
前回22年の晩秋開催時は、花屋さんのマルシェってイメージしかありませんでしたが、実際は、季節的に、想像するほどの花のボリュームはなく、半分ぐらいリエールの多肉売り場。あとは、大手メーカーから小さな工房による園芸グッズの数々、そして悲劇。土砂降りの飲食ブース。。
その中で、何がよかったって?
各メーカーの方から話が聞ける、質問ができるってこと。
インターネットで調べたらなんでも分かるやん~って思ってしまいがちですが、直接メーカーなどへ聞きたかったことや、その場で気になったことを、それこそ、すぐに、正しい情報として、仕入れることができるし、何よりその会話のやり取りが楽しい。他のお客さんとのやり取りや反応を観ているのもおもしろいし、聞き耳を立てて、思わず勉強になることもあります。隣に座った方とも園芸の話しか基本しないので、自然とお友だちのように会話を楽しむこともできます。まさに花友。とても刺激的な1日でした。
今回もアゲー↗↗↗になる確率は高いです。
さて、混雑予想ですが、1位は、、カーメン君の周りw
全体的にエンジンかかってない午前中は、結構のんびりしていたので、彼に会いたいなら朝がいいかも。ファンクラブみたいのもあるようなので、前回はその人たちのためのイベントは用意されているようでした。
園芸用品ブースでは、牛ちゃんもいるはずの住友化学園芸。派手なブースではないはずですが、前回、牛ちゃんの指南のおかげで、現在バラの調子は絶好調、黒星病も出てないです。幅広く答えてくださるはずなので、何か思いついたらぶつけてみます。ユアインネルンアンブロの質問は少なくともしてみようかな。
そして、何より心配なのが、天気。くもり時々雨の予報なんですけど。。飲食ブース大丈夫なの? 土砂降りじゃなきゃ、許す。。
飲食ブースでは、Can be(甘美)さんの写真見て驚いた。多肉の形した和菓子を売っている!?面白過ぎる~これは注目。
買いものリスト
今のところなし。
よって、今回も車ではなく、電車移動です。前回はクロネコヤマトが会場入り口で控えていたので、思わず大量に買ってしまっても、配送してしまえばラクですね。
実際の会場の様子
今回は新しくアップする記事を下に追記していきます。普通にスクロールすれば時間順にご覧になれます。
8:30でも今回は割りと空いてます。土曜はもう少し多いでしょうか。
9:07 入場
入ってすぐのようす。
お!今回は倍の広さ!めちゃブース多いよ
金曜日のお天気は待望の晴れ~。飲食ブースのみなさまおめでとうございます。
こちらも前回より倍以上出てるでしょうか。座席がないのが気になります。混雑必至のため、入場後すぐに食べ物確保。
ダイワスーパー(ダカフェ) F15
愛知のお店ですが、写真映えを狙った宣伝効果で、経済番組などでも取り上げられ、知名度は全国区。接客の爽やかなお兄さんは、気さくに声をかけてくださり、ニーズの模索にも余念がない模様。すばらしい。少々食べにくいけど、美味しい。商品名は3年3組。こどもたちが考案したらしいですよ。
確かに映えるし、どれも美味しそう。マンゴーはエグいな。3,000円のもあるやん。。食べた〜い
mahalo家 F21
パイナップルスカッシュ。
前回に続いての利用。リピーターです!なにせ、前は土砂降りで財布を出すのもひと苦労。この晴れは本当に嬉しい。まさにmahalo!! ありがとう!
カーメン君が来場者をお迎え中
10:00 オープニングトーク
23年のステージは一味違うよw 去年はいい意味でダラダラゆる〜くやってらっしゃいましたが、司会がいるだけでまとまりますね
ピースカフェ F30
このお店のクロワッサン最高。フランス産バター使用。最高のクロワッサンは食べにくいのは仕方ない。生地がサックサクなやつなので。バジルチキンサンドいい感じ。写真の向き間違えてんな。。
10:30 横山園芸
クリスマスローズ(キンポウゲ科)の紹介と管理。毒性があり、家畜も食べない。もぐらにお困りならクリスマスローズを植えるといい。根っこに最も毒性強い。
夏場、傷んだ葉を取ったらダメ。冬と勘違いして夏の休眠から目覚めてしまう。
11:00 11時台はブース巡り
飲食ブースもだいぶ賑わってきたでしょ?屋内でも食べられるので、座席の心配は無し。
みきかじや村 A30
兵庫県三木市は金物刃物のまち。その大手のひとつ、玉鳥産業のブース。以前、生木用のレーザーソーを買ったので、刃の手入れ方法をおたずねしました。のこ刃は波打ってるので、拭き取りが特にやりづらい。どうするか?刃の向きに拭く(逆らうとひっかかる)。以上
え?そんな簡単に拭けましたっけ?w 帰って確認します。
東レコムズ愛媛株式会社 A32
今回は微生物資材を密かに探していたんですが、新しいの見つけました。
パン酵母、乳酸菌、納豆菌を培養した微生物資材。注目の希釈率はなんと500(葉面散布)〜1000(土壌かん水)倍。花友価格 1,500円/L。これだけでも合格点。しかも匂いは、、甘い!♪ ドブ臭くありません!これなら葉物にも使いやすい。
比較写真を見た限り、ほぼ根張りは良さそう。
ちなみに、サトウキビの糖蜜が原料とのことですが、沖縄産か鹿児島産ではなく、海外輸入ではないかとのこと。
住友化学園芸 A31
住友化学園芸、牛ちゃんにうちのブログに載せたユアインネルンアンブロの写真を見ていただきました。
答えは、過剰施肥だそうです!(泣)
今年は肥料いらないかも、とのこと。素人はわからないと、すぐ肥料あげたくなりますからね!?オールドローズ系に発生しやすいとか。
つぼみを取る意味はないようで。そのまま咲かせておけばいいそうです。確かに肥料使わせないとね。
ありがとう牛ちゃん
追記) フマキラー A21
賑わっててちょっと写りが悪いですが、小袋に入った「薬剤すくい」無料!わあおもしろい。
「アタックワンAL使ってますよ〜」とアピールしたらすごい喜んでもらえた。でもライセンスが切れるらしく、フマキラーからは在庫分をもって販売終了となるらしいですよ。さすが花友。担当者さんから貴重な情報ゲット〜
お求めならお急ぎください〜
13:00 真打登場
カーメン君のいいとこ、わるいとこを観客に言わせてるけど、あんまりおもしろくない爆。だって突然当てられてるひと、みんな素人だし。。
弾丸トラベラーズ B11
ここはどうやら複数の生産者で、ひとつの大きなブースを借り上げている模様。
エーデルワイス見つけました。マジ?初めて本物見た。可憐な花、というわけでなく、ふわふわ肉厚な感じ。葉は多そうですが、1ポットに2〜3株植わってる状態です。
エーデルワイスを育苗する農家は日本でも指折りしかいらっしゃらないようす。みんな嫌厭するみたいなんです、夏越しさせるのが難しいっぽいのがわかると。だから作る人も減る。
こちらの、岐阜の生産者さん(河合園芸。弾丸トラベラーズの一隅で販売)は、海外からタネを探し出して取り寄せ、実生で育苗されている段階とのこと。株の出来にバラつきがあるんですね。今はまだ品種の安定性、生産性が確率していないからこそ、その過程を楽しんでいらっしゃるご様子。本当に植物がお好きなんでしょうね。
話を聞く限り、夏~秋はラベンダー、冬~春ローズマリーの管理に近い感じがしました。耐寒性は強く、地上部は枯れ込むので、株元数センチ残して、刈り取り。春に芽吹きます。梅雨ごろから夏越しさせる方法としては、必ず日陰へ。気温何度まで耐えられるかははっきりしてないそう。
買うかどうかまだ迷ってます。
14:00 ラストスパート
じっくり見てたのもあるし、人の熱気で、少しお疲れ気味に。。花ごころのステージ聞き逃したわ。
愛知ユウキクラブ E08
今回は中庭にも雑貨や資材、飲食ブースが出展。そのうちのひとつがユウキクラブさん。
馬ふんたい肥を扱うブースでした。愛知の競馬場の中で運営されているようです。
馬ふんは、バラのたい肥として特に注目されていますね。肝は、余計な肥料が入っておらず、炭によく含まれているケイ酸と、最近話題のフルボ酸が豊富なことだそう。
価格は30Lで550円安っ、近所の人は配達までしてくださるそうで、羨ましいですね。パッケージもたい肥袋に見えない、このおしゃれ具合。あんどんにも使いたいw
いただいたサンプルの馬ふんは、ユアインネルンアンブロに使って、根を元気にさせてみようかな。
見元園芸 C12
島根の最近作出されたあじさいの新品種「万華鏡」を見つけました。バイカラーで珍しいかと思いますが、もっと派手なイメージを持ってました。でも綺麗ですよ
そういえば22年の新品種ネーミングコンテストはどうなったんでしょうね?
サンクスグリーン C13
ハーブのお店でいろんな葉を味見させてくださいました。飲食店向けになにか新しいハーブを提案できないかと思って。
最近沖縄づいてるので、沖縄の植物が目につきます。
フーチバーに、月桃、ハママーチ。なぜか月桃が人気ありでしたが、ショウガ科なので管理は簡単ではないですよね。
一番はじめにこのジャンブーなるハーブを味見させてもらったところ、さあ大変!?
山椒のような風味とは聞きましたが、後から強烈に舌に効いてしまったので、しばらく何も試食できなくなってしまいました。スタッフの方も苦笑されてました。
ワインでもなんでも味見するときはインパクトの弱いものから、ですよ。
16:00 閉場
会場が広くなった分、後半はちょっと疲れましたが、一日でも十分楽しめると思います。
また、金曜日ということもあってか、午前でも過密感なく、楽しめました。午後はぐっと人数も落ち着いて、のんびり過ごせた感じです。
土曜は朝から小雨予報。飲食の方々には残念ですが、来場者は多くなることが見込まれます。がんばってくださいね。
会場からの更新は以上です。
関連リンク
花友に関する記事
・2023.5.13 第2回花友フェスタに行ってみた(day2)
花友と出典ブースの公式サイト
・ガーデニング愛の祭典 花友フェスタ (hanatomofesta.com)
公式サイト。サイトの情報は乏しいですが、現地で実際に見てみれば、それは充実してます。
パインジュースのキッチンカー。インスタはそんなに更新していない?どうやって宣伝されてるのかな。
愛知・三重・岐阜県を中心にキッチンカーでクロワッサンサンドを販売。キッチンカー内で焼きあげているため、いつでも焼きたてを食べられます。 出店依頼等、お気軽にご相談ください!とのこと。このお店は間違いない
刃物の種類は、想像以上に細分化されていて、自分が欲しいものがどれなのかは、一見しただけでは、必ず迷います。お店と一度相談してみて、その中から一本目を買って、慣れていくのがいいです。ここで買えば、きっと満足できると思います。
東レコムズ愛媛による微生物資材。正直、名前が覚えにくく、人工知能AIと関係があるのかな?とも思ってしまうような商品名ですが、全くのアナログで、優秀そうな(←まだ使ってない)農業資材です。コスパの良さにも期待しています。
愛知ユウキクラブによって生産されているたい肥の紹介。名古屋競馬場の敷地内で活動運営されている。花友会場の最寄り駅でもある「金城ふ頭」駅の、割とすぐ近くだったんですね。ウェブサイトはとっても見やすくて、ぜひ1袋から買いたくなります。
浜松から出展されたハーブのお店。いろんな県へ出張販売されている人気店のようですね。