最終更新日 2023.07.06
第2畑地で秋用のとうもろこしの間引きと追加のたねまきをしました。第1弾たねまきは6月21日夕方。第2弾たねまきは7月5日早朝
今回採用しているタネ
バイカラー「ピーターコーン」
2色が混じっている植物の組織をバイカラーと呼んでいますが、ここでは、とうもろこしの果実に、黄色と白色が混じっている部分を指しています。
前回使用した「キャンベラ86」は、春まき用ですので、使えませんが、他の品種を選べば、初夏でもたねまきは可能です。こちらのピーターコーンは、7月上旬まで種まき可能。なお、先述のキャンベラ86という名前からもわかるように、とうもろこしの収穫までは3カ月かかりますので、ピーターコーンは9月下旬~10月上旬ごろ収穫予定。
種苗会社はアタリヤ
ちなみに、いろんなトウモロコシが食べてみたいと、いろんな品種を植えてしまうと、受粉の際、異種混合になって、全面イエロー種がバイカラーになったり、生育不良で太らない原因になりますので、トウモロコシはひとつの品種に絞り込んでたねまきしましょう。
間引きのようす
第1弾
こちらの株は、一番よく育っています。ただ、全体的に草勢が弱い印象です。土質は粘土質が強く、根張りが弱いのか。あるいは梅雨空つづきで、日照が少ないのが原因なのかも。肥料量が少ないか、株の近くに肥料が均等に行き渡っていない恐れもあり。
全体的に育ちが悪かったり、発芽自体していない穴もある中で、とてももったいないですが、間引きをしておきます。間引きが遅れると、根がぶつかりあって、それこそ今後の成長が鈍ってしまいます。
間引きは、2本発芽したうち、より生育が良さそうなものを残して、不要な1本を根元からはさみで断ち切ります。引き抜くと、残す方の根っこが傷むため。
たねまきのようす
第2弾
第1弾から2週間ずらして追加のたねまきです。今回はできるだけ慎重におこないました。特に植穴の深さ。竹箸の先に2センチの印をつけて、穴をあけて、そこにタネを落とし込みます。1穴2粒まきとしました。
第1弾のとき以上に、土質が非常に気になりました。田んぼの土、って感じ。粘土質で、雨続きもあり、非常にねとねとしていました。くわを入れる度に、くわに土がついてきて、連続して耕すことができませんでした。
土壌改良材として、牛ふんたい肥(木質ベースの安もの)を1うね10mに40L投入。それでも全然足りない感じがします。畑が狭ければ5袋入れてもいいぐらい。
カキガラ石灰は投入せず。現在、ハイパワー苦土石灰を楽天から取り寄せ中なので、うね間に後日散布してみます(今見たらAmazonの方が350円/袋も安かった。。)酸度調整というより、微量元素の補給の意味で。
植穴を開ける際、田んぼの土にタネをまいているようで、種が呼吸できない感じ。発芽不良が目に見える感じ。これならポット育苗した方がよかったかも。。
元肥内訳
・フィッシュサプリ(5-4-2)ひと握り/㎡
・鶏ふんペレット(3-5-3)片手に山盛り/㎡
・腐植酸(保肥力アップ、リン酸固定化の防止など)軽くひと握り程度/㎡
カウントし忘れてましたが、前回とほぼ同様、27穴54粒は植えられたのではないかと思います。できたら、右のうねに来週、もう1うね、トウモロコシを植えたいです。
右うねに積み上げた植物残さの量が半端ない。。キク科の雑草が植わっていたので、茎も根っこも堅くて、土にすき込める感じでは全くありません。むしろ発根の邪魔をして、生育が悪くなるだけと思います。
今回も念のため防鳥ネットをかけておきました。4日後に必ず外さないと、発芽した芽がネットに当たって曲がってしまいます。マルチの穴もほとんど開いてないに等しいので、穴を広げてあげないといけません。
今後の管理
水管理
この第2畑には水道設備がありません。農業用水を自分ですくい上げて、バケツなどで与えるという、わたし史上、前代未聞の状況です。ということで、無駄な水やり作業はしたくありません。植物に少々しぶとく生き抜いてもらう必要あり。
第1弾は、まだ水やりをしていません。まだまだ雨が多いので。
アワノメイガ対策として、住友化学園芸の「STゼンターリ粒剤水和剤」をじょうろで何度か散布する予定です。手持ちは有効期限切れてるので、有効期限が切れてないものも買ってきて、混合するか、1回以上散布することにします。専用農薬「デナポン粒剤5」は、雄穂出現時が1回目の散布タイミングでしたが、STゼンターリは、収穫前日までは何度でもいいので、雄穂出現より少し前から散布を開始してもいいと思ってます。
珍しく元肥を入れてありますので、当面、肥料の心配はありません。第1畑では、いろんな液肥を与えてましたが、第2畑では水がないので、そもそも液肥を与えることが難しくなります。基本的に、第2畑では固形肥を与えることになります。どうしても応急処置が必要な場合は、水を確保した上で、液肥も与えるかもしれません。
追肥
成育が揃っていないので、本葉6~8枚辺りまで待って、できるだけ一斉に追肥します。数量が増えてくると、追肥をしていない株などを作ってしまうと煩雑で、大変です。
第1弾は、一番生育がいいもので、本葉4枚ほど出ているようなので、来週あたりかも。
ホムセンで8-8-8を20kg 2,500円ほどで仕入れる予定。低度化成肥料につき、1株ひと握りほど与える予定です。
関連リンク
・第2畑で第1弾発芽確認(2023年6月28日)
・第2畑でピーターコーンのたねまき(2023年6月22日記事)
・第2畑地を新たに借りました(2023年6月20日記事)