最終更新日 2023.05.17
5月10日と15日に畑野菜の間引き菜として、レタスミックス(アタリヤ)とラティーナ小かぶ(トキタ)を収穫しました。
お隣さんからは赤玉ねぎとレタス菜をいただきました。
畑野菜の収穫結果
早どりサラダミックス(細葉・アタリヤ)
記事では初登場。アタリヤ社の早どりレタスミックスです。20日後から収穫できる早生品種ではあるようですが、4月9日にタネまきしてから、ちょうど1カ月後の収穫となりました。収穫適期は草丈10~15センチ。
肥料としては、元肥なし。追肥としてハイポネックスを規定どおり500倍希釈を週1回を計2回。熊本ユーエックス社の納豆菌資材「バイオ・ONE+(プラス)」を100倍希釈で2回投与(これは肥料ではない)。たまごや商店の「カルシウム海藻エキス」も1回は少なくともまいてます。
わたしが驚いたのは、確かに防虫ネットを張っているとは言え、ここまでピカピカの葉物やさいが収穫できるとは思っていなかったこと。ほとんど虫食い跡がありません。アブラムシもついていません。綺麗です。
ネキリムシ・ヨトウムシに株元を食べられて、一株だけ倒れている、という状態は、ごくたまに見かけましたが、害虫被害はほぼありませんでした。雨が降らず、畑に入ることができれば、1~2週間かけて、ほぼ毎日収穫していくはずです。
この他にも、アタリヤのサラダミックス(広葉)も収穫適期に入っていると思います。
そして、味にも驚きました。特にルッコラには感動。甘味と旨味まで感じます。お隣さんに食べさせたら、味が濃いと絶賛。お気に入りのご様子だったので、根っこつきでプレゼントしたら、そのまま畑に植えておられました。
ルッコラも美味しいですが、どの葉も、もちろん新鮮で、みずみずしく、ドレッシングが不要なぐらい。オリーブオイルと岩塩だけでも十分。何もかけずとも、パクパク食べられます。
ラティーナ(トキタ)
ラティーナも、初登場のはず。。トキタ種苗の小かぶで、イタリアへタネが渡り、現地でラティーナと名前がついたものが、日本へ帰ってきた逆輸入野菜のようです。
収穫はかぶの直径が4センチからだそうです。かぶは、欲張って、長く成長をひっぱると、肉質が繊維っぽく、筋張って食べにくくなりますので、収穫適期のうちに取ってしまうことが大事。葉を切り落として、蒸散を防げば、野菜室でもしばらくは保存できるはず。葉っぱも食べられます。
まずは一個だけお試しで間引いてみました。かぶ直径5センチ、すでに到達してました。こちらも葉に、ほとんど虫食い跡がありませんし、かぶの部分にも、キスジノミハムシの食害はありません。あれば、白い部分の表面が削り取られたようにボロボロになって、見た目が汚いです。とても小さい甲虫なので、完全には防ぎきれないと思っていました。これなら、ピカピカの100点。売りものにしてもOKレベル。
肥料としては、さきほどのサラダ菜と全く同じで、元肥なし。追肥としてハイポネックスを規定どおり500倍希釈を週1回を計2回。熊本ユーエックス社の納豆菌資材「バイオ・ONE+(プラス)」を100倍希釈で2回投与(これは肥料ではない)。たまごや商店の「カルシウム海藻エキス」も1回は少なくともまいてます。
肥料を控えめにすることも、害虫防止には貢献してるかもしれませんね。多いと虫がつきやすくなります。
そういえば、腐植酸を3月末のうねづくりでバラまいてますが、それもひとつ貢献してれば嬉しいですね。
肉質も緻密。そして食べてまたびっくり。みずみずしく、甘い。やわらかい。フルーツを食べているような食感です。ガリっとかじるのを想像してたんですけどね。
葉っぱにえぐみもなく、何もつけず、そのまま、サラダ感覚でまるごと食べられました。とてもやわらかい。葉っぱは、お皿に盛るどころか、包丁でざく切りしただけのものを、味見で全部食べちゃいましたw
薄くスライスした小かぶを、パスタのゆで汁にさっと湯通しして食べても美味しかったですよ。
土の跳ね返りも少なかったようで、特にかぶの葉の付け根は、あまり念入りに洗わなくても、砂を噛むようなこともありませんでした。黒マルチは張りませんでしたが、雑草をいっぱい残していたのが、多少貢献したかなと思っています。野菜の周りに、背丈の低い雑草がたくさん残っていることで、土の跳ね返り防止、土の乾燥防止、雨後の水の吸い上げ(水はけ改善)、害虫防除(雑草に害虫をひきつけて野菜の目隠しにする)など、いいことがたくさんあります。悪いことは特にないですが、うねに草がいっぱい生えて、管理してないように見えるかも。見た目の問題ぐらい?
なので、神経質になって草引きをしないことは大事です。雑草の草丈を低くするように、根っこを残して葉っぱだけちぎる、野菜に密着するように生えているものだけは根っこから抜く、これだけ。この時期、すでに暑いですし、畑の丁寧すぎる草引きは、骨が折れます。
時間のある高齢者は、一本の雑草も許さないひとも少なくなく、砂漠に野菜を植えるように、一見、綺麗な畑で育てて、良さげに見えますが、むしろ、私の目には、野菜にとって、過酷な環境であるようにも映ります。
畑でのいただきもの
わたしの畑には、隣に仲良しの栽培者がいます。最近、お互いが不在の時に、お互いの畑をちょっとした気遣いをすることが増えてきました(強風で飛びそうだった、あんどんを、農業用クリップなどで押さえてあげる等)
で、わたしが収穫したレタス菜を、根っこ付きでプレゼントしたら、そのまま、自分の畑に植えちゃいました。。食べないんだ。。増やすつもりらしいです。まぁいいけど。網なしで大丈夫でしょうか。写真の水菜は、暑さでへたってますけど、翌日には、シャキッとして、順調そうです。
赤玉ねぎ
そのお礼に、赤玉ねぎを大量にいただきました。最近、たまねぎを買うことがめっきりなくなっていたので、超嬉しい!
地上部のねぎ部分は捨てて、と言われましたが、スープにしていただきました。全然いけます。
たまねぎは、秋から栽培をはじめて、今頃が収穫適期の野菜です。わたしは一度もまだ栽培したことがありません。周囲の知恵をお借りしながら、今秋は初挑戦してもいいかなと思ってます。
サラダ菜(広葉)
わたしがプレゼントした量に全く見合ってないですが、サラダ菜もたっぷりと。ただ、わたしは、この後、しばらく家を空ける予定だったので、ぬれた新聞紙にくるんで、ビニール袋で密閉して、野菜室に立てて保存です。
写真ではわかりにくいかもですが、このお隣さんのサラダ菜は、すごく盛り盛り成長していて、この近辺では一番よく育っています。アルミの波板(あぜ板)を使って、高うねにしていますね。これで水はけ改善でき、根張りも良好になります。
それにしもて気になるのが、防虫ネットをかけなくても、虫食いがあまり見られないこと。そしてこの盛り盛り感。コツを聞きましたが、特に薬や特殊な肥料はふってないとのこと。葉が成長しすぎて、イモムシには硬くて食べづらいのかも、と思いましたが、わたしは、この後、サラダでいただいて、十分やわらかかったです。
こういった野菜は、外葉から収穫してやれば、内側からどんどん新芽が出てくるので、無限収穫が可能です。平地の梅雨以降だと、今と同じように栽培するのは難しいかもしれません。あまりにも雨が続くと、土の水はけはよくても、葉の間が蒸れて溶けはじめる可能性はありますね。
うちで栽培中のサラダ菜たちは、基本的に、根っこから収穫していかないといけません。夏野菜が控えていらっしゃるので、夏野菜の苗の育ち具合を見ながら、防虫ネットの端に植わっているサラダ菜から、順次、まるごと収穫して、スペースを作っていきます。
関連リンク
埼玉の種苗会社。送料200円ほどで、トキタから直接商品が送られてきますが、最近は、楽天市場などでポイント取りした方がお得な気がして以来、オンラインショップは使ってないですけどね。。トキタ公式でしか扱ってないような種子も多少あるので、注目は注目。
タネ袋のデザインを見やすいもので統一してほしい。グストイタリア系は一般向けという感じがしていいんですが、ケールのたね袋とかは、情報が少なすぎて最悪ですw 玄人向けに売ってるつもりなのかも。商品はよくても、客目線で売ることがまだいまいち理解できてないのかなと思ってしまう会社です。
最近、わたしがちょっとお気に入りの種子取扱い店。長野県のお店。商品説明があれば、丁寧に同封してくれます。ショップの対応は非常にいいです。送料200円ですから、購入点数が少なくても罪悪感なしw ちょっとした農業資材も取り扱いあり。誘引用のホッチキスも買いました。