最終更新日 2024.07.27
主に畑、時々、家のプランターで収穫できた野菜や果実を、その時々追記します。
24年7月の収穫状況
収穫結果だけでなく、収穫に関するまめ知識なども、雑多にメモしているので、何かお役に立つような情報もあるかも。
7月21日 ミニトマト「カリーノドルチェ」
まだ先かと思っていましたが、ミニトマトが収穫できました。ほぼ房どり。
7月に入って、気温が急上昇したこともあり、積算温度が早期に積み上がってきた結果だと思います。
放任栽培をしているため、畑では、どれがどの品種なのかは、さっぱり見分けがつかない状態になってますが、、恐らく多くが「カリーノドルチェ」
左下の中玉はフルティカです。
誘引は一切していないので、通路にもたくさんのトマトがあふれています。。この写真をさらっと見ただけでは、わかりにくいですが、大量のミニトマト~大玉がなっていますよ。
カリーノドルチェ。茎からひげのようなものが無数に生えていますが、根っこです。マルチを張って、防草と保湿をかねていますが、このマルチがなければ、特に地這え栽培をおこなっているこのような株の場合、茎は地面に接したところから次々と根っこを地面に伸ばすことになります。その分だけ、水分や養分を吸い上げていく恰好です。
オレンジ色の株も混じっている!?もう品種はわからないw
畝間にもたくさんなっており、歩くのが大変。正直、こんなにたくさんなっていても、収穫が面倒に感じているので、うね間だけはしっかり確保したいところ。
これも品種不明
大本命のぷちぷよグリーン。緑なだけに、収穫タイミングがまったくわかりませんw
プロ農家は開花時期を管理されているのでしょうか。
ぷちぷよと大玉のみ防鳥ネットを張っているため、こちらは特にカラスの食害はなく、反対側のミディフルティカ、ミニカリーノドルチェなどは、食べ放題だろうと思っていましたが、意外とそのような被害はなさそうな雰囲気。
理由が不明ですが、防鳥ネットを罠と感じたのかもしれません。危険に感じて、防鳥ネットのないうねにも、近づいていない可能性はあります。あとは、草に埋もれて、トマトが見えていないのか。。大量になっているので、お裾分けしてもあまりあり、私が気づいていないだけかもしれません。
あとは害虫被害も少なく、特に虫食いがあるものは、タテ方向に伸びた株によく見られます。虫に見つかりにくいという点では、低位の株づくりは有効と感じました。
また、例年にくらべて、実割れが圧倒的に少ないです。トマトを完全に露地栽培していたときは、実割れは当たり前かと思うほど、よく割れてました。ビニルハウスがあると逆に雨が水やり代わりにならないので、そこが一番心配な点でしたが、杞憂だったかなと思います。
7月13日 ズッキーニ(緑ゼルダパワー、丸パリーノオリーブ、黄ゼルダジャッロ)、なす(白とろーり旨なす、紫ヴィステッカ、黒なす)、フダンソウ、にら
6月末を最後に、この2週間、畑に行くことができずにいました。週末に雨が降ることが多く、わたしの行動の一歩目がどうしても遅いので、行こうとふんぎりがついた頃には、日暮れを迎えてしまうことが多く。。
ズッキーニが爆成りしてるのかなと思いきや、天候が悪かったこともあり、野球のバットのようなサイズ感のズッキーニはひとつも無し(丸型ズッキーニのみソフトボール並のサイズができあがりましたが)。
むしろ、先週一週間の好天で、開花と受粉が進んだようで、状態のよい若い果実がたくさん獲れました。スーパーで売られてるサイズよりもだいぶ小さいのですが、前回、畑野菜全体に肥料を与えることができておらず、また異常な高温で、株が疲れているだろうことを考えて、ここは早採りして、負担を減らすことに。
左は野球のバットのようなサイズ感の、黄色ズッキーニ「ゼルダジャッロ」結実から1週間以上放置すると、このようになり、まだまだ成長しますが、その分、株の体力は奪われてしまいます。ウリ科野菜の放置は要禁物。
それ以外は全部なすびです。一番左のなすびから「細い鼻」のようなものが伸びていますが、高温障害の痕跡とみられます。先週一週間は、「猛暑」「酷暑」の言葉がニュース等で踊りました。肥料と水不足もあってでしょうが、なすは未熟で小ぶり、皮が硬そうです。恐らく成長が止まっていると思いますので、この段階で、「もっと大きくなるのでは?」と思った方は要注意。さっさと全部の果実を採って、株の負担を減らしましょう。
そしてニジュウヤホシテントウの食害がひどい。
葉っぱはほとんど被害ないですが、果実の食害は今回は本当に激しいです。そんなに皮がおいしいのかな。ここまで激しいのはあまり経験ないですが、問題なく食べられると思います。
これを見つけた数週間前は、食害はほぼ見つからなかったですが、駆除した以外にもまだ残っていて、食害が進んでしまったようです。これだけ食い荒らされてますが、個体数としては、案外、数は多くないかも。私が過去に発見した限り、食べるスピードが速い印象。とにかく見つけて潰すしかありません。
フダンソウとにらを家のプランターから。ほっとけばどんどんなるので、畑がないひとにもおすすめです。
フダンソウは発芽させ、大地に根付かせるまでが大変な印象ですが、一度大きくなり始めたら、止まりません。水を欠かさないようにすれば、葉はやわらかく、次々と葉っぱが出てきますよ。夏場の葉物野菜として重宝しますが、直射日光はできたら避けた方がいいのかもしれません。この時期、日光がきつすぎますので、遮光率軽めの遮光ネットをかけてみましょう。
葉の部分はクセはないですが、葉茎部分がほうれん草っぽい風味です。ほうれん草と同じアカザ科の野菜です。
写真の右はにらです。下草は、カタバミで、スリップスという1ミリ以下の微小な吸汁害虫のエサになる草です。こちらをあえて生やしておきましょう。ニラをはじめとした果菜類や観葉植物の葉っぱをカスカスボロボロにさせるのをある程度回避することができます。実際にカタバミが食害されて白っぽくなっています。
関連リンク
過去の収穫カレンダー
収穫に使用している道具
わたしが実際に使用している農業資材や販売店などのプロモーションを行っています。
・近正(ちかまさ)の収穫はさみ
近正は、堺市の園芸はさみ製造会社。最近わたしが使っているお気に入りT600-G。持ち手の片側にしか輪っかがついてない形状。小指側だけひっかけておいて、親指側がフリーなのでラク。
バネつきのせん定ばさみは、たくさん収穫、カット作業をするシーンでは、手が疲れず、とても快適です。小気味よいクリック音も作業がリズミカルに進められて好き。楽天などの通販サイトほか、ホムセンでも近正の商品は取扱いされている場合があります。
販売は「Joshin Web家電とPCの大型専門店」。大型電器量販店のジョーシンが電化製品以外の商品も幅広く取り扱っておられるので、Rakuten24や、Amazon的な販売手法をとっておられるのです。そのおかげで、多ジャンルを横断的に買い物ができるので、総合スーパーやホムセン的に使いやすくて、助かってます。また、それだけでなく、価格面でも、農業資材専門店よりも安かったりするのと、ついで買いすることで、最終的に送料無料扱いになることが多いから。これまで液肥や黒星病消毒スプレーもこちらのお店でお世話になっています。