最終更新日 2022.04.26
現在のプランター野菜の生育状況です。
え?まだ冬越し野菜?
もう先月で終わると思ってたのに、4月末になってもまだ元気な冬越し野菜。ちなみに、次の冬越し野菜を育てたい場合は、今夏・今秋から準備して、翌年の早春から収穫できます。
4月のプランター野菜
昨日の収穫結果です。
週に2回ほど採ってこの盛り盛りボリュームです。雨が降ると、こまめな収穫がしにくいですね。
しゅんぎく(春菊)キク科
シュンギクのタネを、昨秋にばらまきして、冬越しさせました。
刈り取った太い主幹の、葉っぱの脇から、細い脇芽が、次々と出てきます。切っても切っても止まらない状態です。しゅんぎくは、かなりおすすめです。
株がしっかりしているのもあってか、偶然か、アブラムシ等の害虫は発生していません。ニームオイル含めて、忌避剤・薬剤は使っていません。
「トウ立ちした(花芽・つぼみがついた)」株は、ちらほら見つけます。でも、もはや慌てません。つぼみがついたしゅんぎくは、ほろ苦さがオトナの味。つぼみごと食べてます。
唯一困っていることは、シュンギクが大型プランター2台を占拠しているので、早く場所を明け渡してくれないと、夏野菜が準備できない。
ほうれん草 ヒユ科(アカザ科)
「2年前に使用期限が切れた」古い種を、ダメもとで、すじマキしました。
畑でも育てたことは何度かありますが、今年が一番成功したと言えます。今日収穫の一番大きな外葉は24cmでした。
ほうれん草は、先月末時点では、「また失敗した」と思ってたんです。冬野菜は、「保温」がいかに大事かを思い知らされます。太陽の力はすごい🌞
株ごと収穫するのが普通でしょうが、2株しか育ってないので、大きな外葉から摘み取って、株を温存してます。さらにトウ立ちの気配があったので、摘心しました。
つるありスナップエンドウ マメ科
花から3週ほど経って、収穫適期なので、今日初めて収穫しました。すぐに豆ごはんや、スープに投入。やわらか~、あま~。久々すぎて、豆さやの筋取りをしなきゃいけないのを食べて、思い出しました。
花は一旦終わったように見えます。タネ袋の裏書きによると、時期的に収穫は続くはずなので、花はまだ咲くかも。追肥と水やりを続けます。
豆は連作障害を引き起こしやすい野菜と言われるので、厳格に守るなら、4~5年は同じ土で作れません。どの土で何を作ったのかをメモしておかないと、すぐわからなくなります。「菌の黒汁」を使ったら、連作障害が本当に抑えられるか実験してもいいですけどね。
イタリアンパセリ せり科
🍀イタリアンパセリは、2鉢育てています。
4月中旬から、トウ立ちが始まりました。当初は食べられないと思って、引き抜いて捨ててましたが、先日、ダメ元でスープにしてみると、やわらかくて美味しい。。これがスープセロリ?結構、捨てたよ😢
パセリ独特の風味は、口にする初めに香る程度で、クセがなくてとても食べやすいです。花を咲かせるために、茎がかなり糖分を蓄えているようで、生でかじると、パセリなのに甘みを感じます。家庭菜園ならではですね。
なお、トウ立ち株をみつけたら、早く摘心しないと、花に備えて、茎の皮がどんどん硬くなります。
トウ立ちした野菜も、すぐに食べれば、とても美味しいのは、今年の新たな発見です。
にら ユリ科
「2019年に使用期限切れ」の古い種を昨年植えたものが発芽したか、畑からプランターに移植・越冬し続けて3年目の株だったか、、このニラの出所・年齢ともに不詳ですが、とにかく元気。
このように、ニラどうしで密植するか、トマトなどのコンパニオンプランツとしてトマトの根っこと絡めて育てた方が、樹勢を打ち消しあって、しなやかに育つようです。単独1株で育てると、図太いニラができて、少し硬くなります。
適当に収穫しないと、もうすぐトウ立ちするはず。
ちなみに、今現在、我が家ではやってませんが、冬越し野菜のブロッコリーやダイコン。夏真っ盛りのときに発芽・成長させておかないと、発芽適温が下がってからでは寒さ負けします。隣人が冬の露地にブロッコリー苗を植えてたのを見たことあり、確かに知らなきゃ普通はそうなるよね。。
野菜づくりの参考書籍
畑をされている方なら、周囲のおじいちゃんに、サクッと聞くこともできますが、恥ずかしがり屋や、家庭のプランター栽培の方は、すがるものがないと、心もとないです。そんな方には、わたしがおすすめする、こちらの書籍をご紹介します。
藤田 智の 新・野菜づくり大全
「藤田智の新・野菜づくり大全」は、家庭菜園愛好家として、また、藤田先生のファンとしても、この1冊は必携。最新のデータに更新されているので、さらに安心。
ほとんどの野菜から、ハーブ類の育て方までが掲載されていて、野菜を栽培する上での大切なポイントが網羅してあります。
NHK趣味の園芸 やさいの時間。2019年刊行。
(終売)藤田智の野菜づくり大全
「藤田智の野菜づくり大全」は、2016年にこちらを買って以来、いまだに愛用。データが少し古くても、基本的な進むべき方向を指し示してくれる。この1冊があるだけで、今までどれだけ救われたことでしょう。農作業をするたびに、勉強になることばかりです。
畑栽培にフォーカスがあたっており、プランター栽培に関しては、一切触れられていません。その辺をカバーしている最新刊は「新・野菜づくり大全」です。
ジャケットデザインは、断然こっちの方が好きです😊