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ホーム/果樹 arbre fruitier/オリーブ olive/オリーブ~花後の植替え(1)
オリーブ olive土づくり maintenir le sol en bon état果樹 arbre fruitier

オリーブ~花後の植替え(1)

2022-06-06 2 最小読了時間
0

オリーブの花が終わったのを見計らって、全5鉢を植え替えました。植え替え適期の5月末から、月をまたいで、6月上旬にかけて作業しました。

植え替えリポートは前半後半で分けています。前半の今回は、ミッション、エルグレコ、レッチーノです。

もくじ

Toggle
  • オリーブとは
    • 現状と問題点
    • 入れ替える土の配合と肥料
  • 植替え前
  • 根張り状況
    • ミッション
    • エルグレコ
    • レッチーノ
  • 植替え結果
  • 今後の管理

オリーブとは

地中海沿岸原生。モクセイ科オリーブ属。常緑樹。

自家結実性はほぼ無し。2品種栽培して結実させる。受粉相性あり。開花期はいずれの品種も5月。

同時期に新旧の葉と花ガラが落葉するので掃除が大変。おしゃれな樹木ではあるが、「外構」に植えると近所迷惑になりかねないので、向いていない。

現状と問題点

葉先が萎れる症状が1年目のオリーブ(ミッション、エルグレコ、レッチーノ)に出ていました。栄養不足(カルシウム・銅・塩素)が主因だと推測していますが、根っこに異常がなかったかも気になっていました。

入れ替える土の配合と肥料

基本用土として(左から)
バークたい肥30%
赤玉土60%
腐葉土10%

基本の土
基本用土

バークたい肥を使う必要はないんですが、腐葉土が意外と割高な資材なので、ミックスしてコスパ改善。

ただ、私が用意したのは「バークたい肥入り腐葉土」。この時点で、バークたい肥要らなくない?w しかも、この腐葉土の中身を確認すると、ほぼ「バークたい肥」。。安い腐葉土を買うと、こうなります。

さて、ここから、オリーブ用の土に寄せていきます。オリーブの土づくりで意識したのは、中性寄りの酸性土壌、水はけと通気性です。

(左から)ゼオライト
カキガラ石灰
もみ殻
もみ殻くん炭

オリーブの土
すべてミックスして完成したオリーブの土

ゼオライト、カキガラ石灰、もみ殻くん炭が酸度調整材として、中性へ導いてくれます。くん炭が割高なので、普通のもみ殻を混ぜて、コスパをあげています。当然、炭の効果がないものを混ぜているわけですが、普通のもみ殻にも、保湿や通気の確保といった、立派な役割があります。

前回は、川砂も入れましたが、手元の在庫がほぼないので、使わず。川砂は、水はけと、樹形が大きくなるオリーブの転倒を防ぐ役割があります。うちは、まだまだ小さいから、今回は抜きにしました。


鉢底石として、「鉢底石 根腐れ防止剤入り」と「赤玉土大粒」を半々使いました。

昨年植え替えたオリーブの鉢底に、赤玉土大粒を全面に敷きましたが、土の量さえあれば、根張りはよかったので、今回も採用します。


土の中へタテ方向に刺した竹炭

今回新たに、竹炭を使用します。鉢の側面に、鉢底から土の表面までタテ方向に、4か所挿入しました。通気性と有用微生物を確保します。

このアイデアのヒントは、先日放送の『情熱大陸』から。樹木医の後藤瑞穂さんが、竹筒に入った竹炭を土中に埋めて、根の健全化に使用される様子を拝見。炭が微生物のすみかになるという話は知ってましたが、今までマユツバと思ってました。ところが、樹木医は、その竹炭と微生物の関係に言及。

また、樹木医は、竹炭と酸素供給材を併用されていました。竹炭で物理的に空間を確保し、さらに根に対して酸素を供給しようという意図が見えました。締まった土がいかによくないか、再確認したところです。

それなら使わない手はないと思って、わたしなりに採用してみました。スリットのない鉢でも同じ効果が得られそうな予感がするので、今後、単なるプラ鉢には、採用したいと思っています。

オリーブに元肥を入れると、成長が思わしくないとの指南があり、前回入れないようにしていましたが、今回は入れます。ただし、定番のマグァンプK(6-40-6-15)は、基本的に使っていません(ミッションのみ使用)

(左から)カニガラ(2-2-0)
塩化カリ(0-0-60)
BM溶リン(0-20-0-12)

害虫対策でカニガラと、微量元素補給でBM溶リンを使いたく。結果、Kが全くないので、塩化カリは調整役で入れた格好です。

成分調整した結果、投入する分量は以下のとおり。

実質9号のスリット10号(表面積572.5㎠)ルッカ・ネバディロブロンコ

カニガラ  10g
塩化カリ  1g
BM溶リン 10g

8号(表面積452.3㎠)エルグレコ・レッチーノ

カニガラ  8g
塩化カリ  0.8g
BM溶リン 8g

8号ミッションのみ配合が違います。他のオリーブと、何か違う結果が得られれば。

マグァンプK 40g(2年肥効)←32g程でよかったかも
カニガラ  8g
BM溶リン 8g

その他、薬剤は、害虫オールスターズ1g、ベニカXガード5gを使用。

植替え前

ミッション
ミッション プラ8号
エルグレコ
エルグレコ プラ6号
レッチーノ
レッチーノ プラ6号

根張り状況

ミッション

ミッション
ミッション 理想的な根張り

かなり理想的な根張りでした。根回り根腐れもなし。スリット鉢でなくても、土に空気がしっかり入れば、これだけきれいに、根は張るようです。

葉先焼けの症状は、根っこが原因でないことも、これで、はっきりしました。

なお、土は、想像以上に空気を含んだ、ふかふかの状態でした。バークたい肥、赤玉土、川砂、もみ殻、石灰の構成。ここまでふかふかなのは、もみ殻が効いたのかな。

根の先端を軽くカットして、乾かないうちに、すぐ植え付けます。

エルグレコ

エルグレコ
エルグレコ

根が少し回っていました。

6号鉢に植えたのは良しとして、鉢高が16cmしかないことが、そもそもオリーブには適していなかったようです。浅根の植物とは言え、ミッションの根の勢いを見ると、土が入る部分は20cm以上確保した方がいいように思いました。

エルグレコ
エルグレコ

レッチーノ

レッチーノ
レッチーノ

鉢底石に使った赤玉土が多すぎたのと、土の量が少なかったせいもありますが、5株の中では、根張りに一番勢いがない印象。浅根の植物だから、こんなものかな、とも思いました。

白い根は出ているので、異常はありません。

レッチーノ
レッチーノ

白い根っこの中心に、一年前の根鉢がほぼ原形どおり現れました。根鉢は、ある程度、崩してから植えないと、回った自分の根っこが壁になって、根っこを思うように伸ばすことができません。

根に勢いがさほどなく、浅根でコンパクトにまとまっていたので、根は、カットせずに、このまま植えました。

植替え結果

レッチーノ、エルグレコ、ミッション
レッチーノ、エルグレコ、ミッション

同じ8号鉢でも、左だけ鉢高が若干違うのはメーカーが違うから。


今後の管理

・オリーブの葉先焼けが起こるかどうかが、最大の関心事です。栄養補給で今年は症状を出さないようにできれば嬉しい(この記事を書いている最中に、エルグレコで発見してしまいましたが。。)

・全品種、強剪定まではしませんが、秋までの成長期の間に、枝先などをピンチしながら、樹形を少しずつ整えていきます。

投稿者

CaSO4の管理人

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