最終更新日 2023.05.26
花友の弾丸トラベラーズ内「河合園芸」さんでゲットした、エーデルワイスがみるみるうちに、弱っていってます。。急いで植え替えが必要です。
エーデルワイス
エーデルワイスの歌は鼻歌ならなんとか分かるレベルでも、、花のイメージはつきませんでしたが、これが彼のエーデルワイスです。
岐阜の生産者河合園芸さんのお話では、とにかく夏越しが難しいとのこと。冬は降雪地帯でも屋外冬越しOK。勝手にアルプスのイメージなんで、それは理解できますね。キク科だそうで、なるほど、この綿毛感は、それっぽいですね。
日本では生産者が、5本の指よりも少ないと聞きました。まだ貴重で珍しいお花だと思います。うちの県内でエーデルワイスを育てているのは、たぶん我が家だけだと思います!?
植え替え前の状態
そもそもエーデルワイスを日本で売ってるのが衝撃だったわけですが、仕入れ先の花友から持ち帰って、特に何もせず、室内で数日そのまま保管していました。すると、下葉が黄変したり、葉先が焼けた状態になってきました。こ、これはマズイ。。
枯らさないって約束してまだ一週間経ってないのにー。。
とりあえず、ダメージを受けた葉を取り除きましたが、翌日、さらに状態が悪くなっていましたので、急いで植え替えることにしました。購入時より、元気のない株に関しては、葉の量が、3分の1程度は減ってしまいました。
鉢えらび(ラベンダー鉢の流用)
エーデルワイスから話が少しズレます。
エーデルワイスの夏場の管理は、ラベンダーと同じ感覚で育てるつもりで、花友の河合園芸さんと話をしていました。なので、ラベンダーと同じ鉢を使います。1つは確保しました。というのも、ラベンダー4種のうち、1種は枯れたので、空いたひと鉢をエーデルワイスに流用。
と思ったら、枯れたかもしれないラベンダーから新芽が出てました。根っこがまだ完全に死んでるように見えなかったので、地上部を刈り込んで、水が完全に切れないようにしておいたんですね。そしたら復活したっぽい。でもエーデルワイスの鉢に流用するのは決定です。ストエカスワインには、一旦、退出いただきます。
残る、もうひと鉢は、近所のホムセンで買った素焼き鉢。放置した、汚らしいのがあったので、それに植え替えます。これ以上、余計な買い物をするのは控えたいので。
根鉢チェック
まずは、葉のダメージが大きい株から。
意外とそこまで悪くない気がします。
念のため、あまりいじらないように、鉢底の根をやさしく触る程度に、外側へ開きました。
そして、もう一方の元気そうな株。葉のダメージは少な目。花もしだれず、しっかり咲いてる株です。
やはり、地上部と連動して、こっちの方が根の状態はいいご様子。旺盛に見えます。ちょっとした違いですけどね。
こちらの鉢底は、さきほどよりかは、しっかり目に、ほぐしました。
土の配合と竹炭
ラベンダーと同じ配合の土を使用しました。左上からピートモス1、腐葉土(あるいはバークたい肥)3、赤玉土5、パーライト1
それと、ラベンダーの植え替え時(晩秋)には入れなかったマグァンプKの一年肥効をひとつかみ入れました。エーデルワイスのことはよくわからないので、とりあえずマグァンプKを入れておけばOKかな。それと腐植酸もひとつかみイン。
汚い写真ですいません。鉢がないので、何かが植わっていた素焼き鉢をそのまま流用。ウィルスでもついてたら大変なので、普通は洗って、天日に干してから使ってくださいね。
この鉢は大きすぎるので、鉢底石で、底上げしておきます。ハーブや小花の根鉢と、鉢の大きさがあまりにも違いすぎる場合は、土の乾きが悪くなって、根腐れを起こす確率が高まってしまうので、大きな鉢を使わざるを得ない場合は、できるだけ、鉢の容量が減る工夫をした方がいいと思います。日数の経過とともに、根がしっかり張ってしまえば、根が水を吸い上げるので、土がいつまでも湿っている状況は改善されます。
また、うちでは、スリット鉢でないものについては、竹炭をできるだけ入れるようにしています。通気性や排水性の向上、根回り防止、微生物の住処として機能します。
植え付け状況
葉のダメージが大きい株
根鉢が少し、周囲の土から、ほんの少しだけ頭を出している状態がベターかと思っています。これは水はけ向上と、根に空気を送り込む煙突のような役割を果たすためです。
左のダメージ株は、葉っぱを二日間でだいぶ間引いたので、すっきりしています。それと、つぼみが5~6個は出ていて、その半分は元気がなく、お辞儀をした状態だったため、つぼみは3つ取り去りました。
右の元気な株からは、つぼみをひとつだけ取りました。
花でエネルギーを消費してしまうので、株の状態がもっと悪くなりそうであれば、一旦全部取ってしまってもいいかなと思います。花が命のエーデルワイスなんですけどね。。
あと、株周りの空間は、割と広く取れているかと思います。あまりにもウォータースペースを深く取りすぎると、湿気がこもってしまう気がします。ちょっとした空気の流れで、湿気がすぐに飛ばされるような植え付け方がいいのではと、ポット苗の状態を見ていて思いました。
今後の管理
鉢の置き場所
エーデルワイスの個性がまだ理解できていません。したがって、ラベンダーと夏場は同じように管理するつもりと先ほど申し上げましたが、今時期、すでに25度前後で、人間でさえ、イヤな暑さを感じています。エーデルワイスは、念のため、屋外の半日陰、直射日光が当たり過ぎない場所で管理するのがベターではないかと思います。
今は、雨の当たる場所に置いています。ラベンダーと同じく、雨に当ててはいけないわけではないと思うので、かなりの長雨にならないなら、風雨に多少さらされても別に問題ないかと思います。
沖縄はすでに梅雨に入りました。本州も梅雨の知らせが届くころには、雨の当たらない日陰へ移動させる予定です。
追肥
うちのプランターは、ハイポネックスなどの液肥を、多肉植物にあげても問題ないレベルまで薄めて使っているので、エーデルワイスも毎月の水やり計画に基づいて与えることにします。
おまけ
5/20追記)開花で新展開
新展開です。花が分離しはじめました!?この6つのつぼみが放射線状に展開してから、開花するってことなのかな?まんなかのめしべっぽいのは、実際どういう機能があるのかも気になります。
開花の模様は別記事で紹介するかもしれません。気になる方はぜひ。
5/22追記)心臓が止まりそうな水切れ
キャーっ!?!?
前日は問題なかったはずなので、一晩で乾いたのかな。すぐ水やり汗汗。開花で想像以上にエネルギーと水分を使ってるのかもしれないですね。
一方、今はこっちの株の方が逆に調子がいい。花数は減らしてよかったです。ポットのまま管理するのが、素人には難しいのがよく分かる。
今の気候なら、雨ざらしでも問題ないようです。他の鉢の日陰に置いてるので、午前中だけですが、適度に日光も当たっています。
ちなみに、左の鉢はシロタエギク、右下の枝はヤロウホワイト
5/22追記)心臓が止まりそうな水切れ2
(`・ω・´)シャキーン。数時間後に見たら復活。エーデルワイスも草ですなw
関連リンク
花友23で、河合園芸さん(弾丸トラベラーズのブース内)とのやり取りを紹介しています。