最終更新日 2023.06.15
目に見えて果実が肥大していくようすがわかるので、メモ。見落としていたスズメガ幼虫も数匹発見。
BKシードレス
九州大学で育種されたタネなしぶどう。「マスカット・ベーリーA(=B)」と「巨峰(=K)」の掛け合わせ。
こちらの品種はPVP品。いかなる理由であれ、株の増殖行為や譲渡は、法律により、禁止されている植物です。
果実のようす
2023年は最終的に3房残しました。便宜上、株元に近い方から1号房とカウントしてます。
1号房
いきなり落果。。というか、結実自体がうまくいかなかった模様。でも不要な房は、自らこうやって落とすんだから、植物は賢いです。
2号房
歯抜けになってますが、結実はしています。うまく授粉しなかったか、雨などで花粉が流れたのかも。
逆光でカゲになってますが、淡い緑色です。
5日と11日ではあまり変化ないかな?
3号房
順調な3号。これまで開花のようすなどは、すべて3号の写真を使ってました。
目に見えて大きくなるようすが分かりますね。
根のようす
おや、何かの太い根っこが伸びてるね~と思ってよーく見たところ、、
ぶどうの根っこだと推定。マジ!?
わざわざ小さい鉢で育てて、根域制限することで、果実を成らせやすくしているのですが、これでは、意味がないなぁ~。。どおりで、水やり控えめにしても耐えてるわけだ(耐えてないけど。これって早弁みたいなことでしょ)
鉢を直置きすると、土と触れることで、鉢から根っこが飛び出して、地面と一体化してしまいます。沖縄最大の観葉植物生産農家「福樹園」の島袋園長から直接伺った話では、鉢をわざわざ畑で根付かせて、樹づくりされているとのことでしたので、うちもそういうことにしておきますw
それと、このスリット鉢、大和プラスチック製なんですが、スリットが細すぎて、スリット機能を果たしてないような気が前からしてるんですよね。以前は安いから好んで買ってたんですけど、最近は、スリット本家?のカネヤ産業の方がいいような気がしてます。
病害虫
スズメガ幼虫(※グロ写真あり)
写真を撮っているときは、まったく気づかなかったですが、後で確認したところ、房のさきに、巨大なスズメガ幼虫がひっついているのに気づく。。まさか、そんなところに!?デカすぎる。。
竹箸でつまみ取ろうとしたところ、、
房ごと取れた!OMG
ということで、3号房はちょっと果実がつきすぎてるかなと思っていたので、ちょうど?よかったかも。。
他にも、もう一匹、枝に擬態?してました。幼虫が小さいときは葉っぱを旺盛に食害するので、すぐに見つけられたんですが、大きくなってからは、あまり食べない? 葉っぱに異常がないので、まだ駆除できていないことに気づきませんでした。この写真の幼虫は、まさか果実を食べてたわけじゃないとは思いますが。
油断せず、目を凝らして見つけるしかないですね。あまりに大きすぎると潰すのに躊躇してしまうので、そのままゴミ袋行き。。
アオバハゴロモ幼虫(※写真あり)
カメムシの仲間らしく、吸汁性の害虫です。ふわふわした綿のようなものを身にまとっていて、それが植物にべたべたと付着している場合があります。初めて見たときは、カイガラムシだと勘違いしました。
ジャンプしてひらひらと俊敏に逃げたり、こそこそと葉や茎の裏側へ隠れます。意外と賢いのかも。スプレーの薬剤をかけても、綿のおかげで防御できているのか、毎回逃げ切られているような。。植物に致命的なダメージを与えるわけでもなさそうなので、あまり躍起になって駆除することはないですが、大量発生されても困るので、念のため殺虫剤はかけておきます。
珍しく黒いのも見つけました。アオバハゴロモかどうかは不明。やっぱりすぐ逃げられてしまいました。