草刈りをした跡地からさといもが生えてきたので、さといもを育てますw
急遽さといも栽培
かつての畑の状態

6月に第2畑を契約して、初日に1時間半かけて、草刈り機で、草丈の高い雑草を中心に刈り取りました。

現状の畑

日数が経てば、また雑草が生えてくるのは承知していましたが、今まで光が十分当たらずに芽吹いてこれなかった、かつて埋まったままのサトイモが、種芋として一斉に芽吹いたようです。
これだけ芋が埋まっていたとなると、前任者がサトイモをほぼ掘り上げることなく、手放したままになっていたようです。

葉っぱの形をみても、どんな品種なのかは、今はまったくわかりません。うまくイモがなったら、その形状を見て、ある程度絞り込みはできるかも。
ただ、このまま生育させても、うまくいかないと思いました。理由は
1)雑草の強い根が邪魔して、これ以上は、サトイモが成長できない
2)株間が取れてないので、互いに生育を疎外しあう
よって、雑草の掘り上げと間引きを同時におこないました。
また、大きな葉っぱと小さな葉っぱが混在していますが、大きな葉っぱは親芋から、小さな葉っぱは子芋からすでに芽が出てしまっているものもあるかと思われます。基本的に、わたしたちは食卓で子芋を食べています。なので、子芋から芽が出てしまっているのは、栄養が取られて、太らず、美味しさも減ってしまい、都合が悪いので、これらは取り除く必要あり。
株間調整

天候が悪く、夕方ということもあって、ざっくりとしか作業できていませんが、とりあえず、多すぎた芽を大幅に間引きました。クワを使い、雑草の根を少し掘るような感じで、ついでに、小さなさといもの葉もざっと刈り取りました。
できるだけ大きな葉っぱのものだけを残しています。親芋から出た葉っぱの可能性が高いので。

ざっとしか作業していないので、綺麗になったとは言い難く、どこに何があるのか写真では分かりにくいですが、間引きはしっかり行いました。十分株間は取れてますが、千鳥植え状態にして、さらに間隔を取っています。
ただ、心配なのは、4月が種芋の植え付け適期なので、発芽してしばらく経った状態からカウントすると、およそ1か月ほど、栽培が遅れている状態。11月末までの収穫に間に合わない可能性も高いです。というのも、地上部の成長が中途半端なまま、子芋の成育に入ってもあまりイモが太らないでしょう。
根張りのよくなる資材と水をひたすら投入したら、少しは成長が早まるだろうか。。頑張って管理してみましょう。
栽培の手本
地主の場合

お~理想的。
春に植え付けが終わっていれば、今頃はこのぐらいのサイズまで育っているはず。
雑草かワラを敷いて乾燥も防いでます。うね間が水に浸かったようになってますが、これなら水やりの心配は無し。サトイモかナスなら、こういった「お堀栽培」?でラクに管理できます。黒マルチは乾燥や雑草の防止というより、土留めの意味で使ってるんでしょうね~なるほど。
葉っぱが大きくなるので、とにかく株間は広いに越したことはありません。まだまだ大きくなります。これであとは施肥が十分なら、たぶん2倍ぐらい背丈も葉っぱも大きくなります。そうなると株間が狭く感じてきます。
今後の管理
雑草の根の除去
キク科の雑草の強い根がはびこっているので、それをとりのぞきます。
追肥
藤田テキストによると、月1回30g/㎡とのことなので、毎月はじめに実施することにします。まだ購入していませんが、8-8-8の予定。
なお、カリを単独で追肥に使う場合は、硫酸カリウムを使用します。わたしがよく使う安価な塩化カリはイモ類には向いていません。スジっぽくなるのがその理由。イモ専用と書かれた肥料には硫酸カリが使われてます。
乾燥対策
まもなく梅雨が明け、ひどい乾燥状態が続きます。「タネを含まない雑草」の残さをイモの株元にかぶせて、乾燥を防ぐ予定。必要であれば、水やりもおこないます。
土寄せ
子芋が形成されるようになると、土から頭が出てきてしまうことがあります。よく観察して、もし出てしまいそうなら、イモが隠れるように土をかぶせます。地上に出たイモは、ジャガイモのような毒性はないものの、食べても美味しくないです。